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2018.4.1

葛城はワンダーランド アンソンジュが逆転V

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 2018年LPGAツアー第5戦『ヤマハレディースオープン葛城』(賞金総額・1億円/優勝賞金・1,800万円)最終日が4月1日、静岡県袋井市・葛城ゴルフ倶楽部山名コース(6,564ヤード/パー72)で行われ、アンソンジュが通算5アンダーで逆転優勝。今季2勝目、通算25勝目をあげた。首位からスタートした菊地絵理香は75とスコアを崩し、通算3アンダーの2位。(天候:晴れ 気温:17.0度 風速:3.2m/s)

 敵は、私。アン ソンジュ、通算25勝目は、「不思議な1勝」と総括する。「2試合目で優勝することができて、今年はいいかも、と思ったら、それから思うようなプレーができなくなっていた。それどころか、どんどん悪くなっていくような気分…。今回も3月26日から、かなりボールを打ち込んだ。たくさん、練習をしたからいいとはいえないけど、良い1Wと良いスイングが見つかった」。

 第1日、13位タイからスタートして、5位タイ→3位タイと調子をあげていく。「速いグリーンが好きです。きょう、スタート前はトップ5へ入れば、うれしいと思った。イーブンパーでプレーできたら、良いとつもりでしたから。確かに、優勝は何度、経験してもうれしい。でも、今回は体の中にいる、弱い自分と戦って負けなかったことが、心からうれしかった」と、本音が飛び出す。

 柔軟とりまぜた葛城の攻略法を、きっちりと行った。4番、左4メートルのバーディーパット。6番、右から5メートルのバーディーパットも匠の技を連想させるほど。「難しいコースだから、チャンスが来たら、パッティングは強気で勝負をかけた。ショットもそうです。きょうは、風が強かったから、勇気を出して、自信をもつ。自分へ、絶対にできる、と呪文をかけながらプレーしました」。

 自分をよく知ることは、勝負師に必要不可欠だ。しかし、姿をのぞかせない能力を自らが引き出すことも、さらなる可能性を見出す重要なファクター。「前週、パッティングがサッパリ。気分転換で今大会はパターを替えてみた。それが、グリーンにとてもフィットしたようです。実は、1Wのシャフトも替えました。インパクトの感触が、いまひとつ。メーカーの方へ、いろいろと相談して、私の感触にマッチするシャフトも見つかりました」と話し、「いろいろなクラブを試すことは、とても楽しい。悩むことも多いけど、喜びも大きいですよ」と言葉が弾む。

 さて、通算25勝である。こうなると、永久シードが視界に入らないわけがない。そんな質問には、ちょっと驚きの表情で、「まったく考えていなかった。本当です。だけど、25勝もしたのは、うれしすぎます。もちろん、次は26勝目を目指すわけだけど、優勝することは、困難がつきまとう。実際、肩が痛い。ホッとしたのか今、こうして座っている時も結構痛いんですから」。痛いの、痛いの、飛んでいけ-。そんな呪文をかけたのだろうか。お疲れさまでした。

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