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2018.4.5

初優勝に王手 坂下莉翔子が単独首位をキープ

 2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第2戦『Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament』(賞金総額3,000万円、優勝賞金540万円)第2日目が5日、滋賀県栗東市・琵琶湖カントリー倶楽部 琵琶湖/三上コース(6,380ヤード/パー72)で行われた。首位を守ったのは、坂下莉翔子。3バーディー、2ボギーの71で回り、通算3アンダーで完全優勝へ大きく前進。1打差の2位タイは青山加織、上原美希がつけ、通算1アンダー、4位タイに石山千晶と工藤優海が続く。
(天候:曇り時々晴れ 気温:14.0℃ 風速:2.9 m/s)

 坂下莉翔子が苦しみながら、単独首位をキープ。初優勝へ王手をかけた。「朝は肌寒く、体が動きにくい。ただ、前半は成績を意識しすぎたのかも…。上りのパッティングが打ち切れず、ずっとショートばかりでした」。無意識のうちに、守りに入ったことを反省する。アウトは37だった。

 しかし、「ハーフターンの休みで、調整できた」。気分を一新した後半は、10番で6メートルのバーディーを奪う。さらに12、14番でも攻めのスタイルが奏功。リズムを取り戻したのは、同じ鳴尾GCに所属する師匠・水巻善典の存在があった。「水巻さんから『まだ試合は続いていく。その1打に集中しなさい』といつも言われています」と明かす。昨年の最終プロテストで、合格したばかりの坂下。この日の経験は、心から「貴重でした」と漏らした。

 昨年の京都レディースオープン以来、自身2度の最終日、最終組。「もちろん優勝したいです。でも、自分で自分にプレッシャーをかけても上手くはいかない。まわりのことよりも、自分がどういうゴルフができるか、自分との戦いです」。言葉にすることで、再確認を行った。生みの苦しみが、大輪の花を咲かす源である。


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