2007.11.4
ミズノクラシック 最終日
優勝 上田桃子!
最終日を迎えた全米女子プロゴルフ協会公式戦『ミズノクラシック』(賞金総額1,400,000ドル 優勝賞金210,000ドル)。昨日に続き、好天に恵まれた三重県志摩市の近鉄賢島カンツリークラブ(6,506Yards Par72)には、多くのギャラリーが観戦に訪れた。発表ギャラリー数は7,356人。ギャラリーからの声援を背に、世界の強豪選手たちが白熱した優勝争いを繰り広げた。
トップタイでスタートした上田は、出だし1番、2番で連続バーディーを奪い好スタートを切った。更に7番では485ヤードのパー5で残り228ヤード第2打を3番ウッドで打ち、花道に落ちたボールがそのままカップイン。日本女子トーナメント史上8人目となるアルバトロスを達成した。その勢いのまま、最後まで安定したプレーを魅せ、見事に優勝を手に入れた。2位タイには1打差でマリア・ヨース(スウェーデン)とレイリー・ランキン(アメリカ)が入った。
11月5日12:00 賞金レートが確定しました。1ドル113.64円です。
獲得賞金を更新しました。
「本当に嬉しいです。悔しくて泣いてたこともたくさんあったけど、我慢すればいいことがあるんだなぁと思いました。昨年の悔しい思いが、こんなふうになるとは思いませんでした」と上田は嬉しそうに話した。「今日は本当に落ち着いてプレーが出来ました。自分のペースを貫きました。しっかり気持ちを決めてからショット・パットに入っていけました」と今日のプレーを振り返った。
今大会の優勝で賞金女王、来年度のアメリカツアー出場権に近づいた上田。「アメリカは目標としている場所だし、そのフィールドに立ちたい。そのためには賞金女王を獲りたいですね。あと、技術も英語もまだまだなのでもっと勉強しなくては・・・」と心はアメリカツアーに向いているようだ。
「今日の優勝はギャラリーの皆様の応援のおかげで勝つことができました。ありがとうございました。来週からもまたいいゴルフを魅せられるように頑張ります」と最後は感謝の言葉で締めくくった。
2位タイ マリア・ヨース
「今季の中で一番良いプレーが出来てとても嬉しいです。今回初めて上田プロとラウンドしましたが、良いプレーをするゴルファーだと思いました。日本のファンはとても礼儀がよく熱心なので、また是非日本でプレーしたいです」。
2位タイ レイリー・ランキン
「今日は天候も良く、いいプレーが出来ました。シーズンを通して一番いいプレーが出来たので嬉しいです。負けたというよりは、自分が進歩したという気持ちが強かったです」。
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