スタジオアリス女子オープン　第1日目

　LPGAツアー第5戦『スタジオアリス女子オープン』（賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円）の第1日目が、兵庫県三木市の花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース（6,480Yards、Par72）で行われた。この日の天気は曇り、正午の気温は15.7℃とそれほど上がらず、肌寒い風が吹く中でのラウンドとなった。そのなか、辛炫周（シン ヒョンジュ・韓国）がチップインの1イーグルを含む68ストロークでのラウンドで、単独トップに立った。2打差の2位タイには森山江理子とリ エスド（韓国）が続いている。

　この日トップに立った辛は、先週に優勝争いをした好調さをそのまま維持できた様子。本人も「調子は先週からいいですね。今日はショットもパットも良かったです」と満足げに話した。10番のパー5では、2打目を「一番得意な距離」の70ヤード地点にキッチリ刻み、3打目を見事カップインさせてイーグルを奪った。明日以降については「集中して最後まで頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

　なお、佐伯三貴が途中棄権、高村亜紀、三塚優子とディフェンディングチャンピオンのペジェヒ（韓国）がホールアウト後棄権した。

2位タイ　森山江理子
「今日は100点と言いたいところですが、ボギーが2つあるので80点くらいです。ショートパットも良かったし、コースのイメージも悪くなかったので、そのイメージの良さが結果につながったのかなと思います」。

2位タイ　リ エスド
「パターがもう少し入ればもっと伸ばせたと思いますけど、2アンダーというスコアには満足しています。このコースは飛距離が出る人には有利だと思うし、わたしはそれで楽だったと思います。今週は知ってる方も結構応援に来てくれているので、頑張りたいです」。