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2018.6.6

鬼澤信子、入魂の68 『準備は万端』

 2018年LPGAレジェンズツアー第2戦 『ふくやカップマダムオープン』(賞金総額1,000万円、優勝賞金150万円)が6日、福岡県糸島市の福岡雷山ゴルフ倶楽部(5,824ヤード/パー72)で開幕。ルーキーイヤーの2016年、圧倒的な強さで年間最多の3勝をあげた女王・鬼澤信子、レジェンズ2年目の井上陽子が、4アンダーで首位に立った。2打差の3位タイに小久保由加里、西塚美希世、我妻弘津江、下條江理子、藤井かすみ、兵頭はる美の6人が続く。(天候:雨 気温:22.3℃ 風向:北 風速:6.2 m/s)

 強い鬼澤信子が、帰ってきた。2016年、年間3勝をあげ、レジェンズツアーを席巻。ただ、17年は未勝利と不本意なシーズンを過ごし、約2年ぶりの優勝が視界にとらえた。何より、アイアンショットの切れ味が違う。

 「距離が合っている。アイアンショットがキレています。こんな感覚は久しぶり。こういうプレーができれば、本当に楽しい」と、かなりの手応えを感じている。序盤はグリーンの攻略に苦戦を強いられた。バーディーを量産できなかったものの、後半はパッティングがさえる。ノーボギーのラウンドは素晴らしい。

 もちろん、体調もすこぶる良好だ。「バッチリです。準備は万端」と自信をみなぎらせている。とはいうものの、「ゴルフは何が起きるか、わからない。スコアを伸ばせば、伸ばすほどいい」と慢心はない。今シーズンの目標は、「レギュラーやステップに出ても、若い選手が相手でも、飛距離はそれほど負けていない」という。レジェンズだけではなく、LPGAツアー、ステップ・アップ・ツアーでも優勝争いを狙う。

 一方、満60歳以上が対象のグランドシニアの部(賞金総額200万円、優勝賞金40万円)第1日も、同コース(5,253ヤード/パー72)で行われ、加納由美子が4アンダーで首位。この日のゴルフはノーボギー。1Wを封印して、スコアメークを優先した。「50ヤードの寄せが苦手。だから、70から80ヤードの方がピンへ寄せやすい。ユーティリティが大活躍してくれた」と分析。コースマネジメントはキャリアの証だろう。2戦連続のグランドシニアの部優勝へ向け王手をかけた。


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