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2018.6.7

鬼澤信子、独走V

 2018年LPGAレジェンズツアー第2戦 『ふくやカップマダムオープン』(賞金総額1,000万円、優勝賞金150万円)最終日が7日、福岡県糸島市・福岡雷山ゴルフ倶楽部(5,824ヤード/パー72)で行われ、首位タイからスタートした鬼澤信子が通算9アンダーで圧勝。レジェンズツアー通算4勝目を飾った。5打差の2位タイは菅沼恭子、押谷直子、鈴木佳恵。(天候:晴れ 気温:26.0℃ 風向:西南西 風速:3.1 m/s)
 出場選手中で2日間、ただ1人、ノーボギー。他を寄せ付けない圧巻の内容だった。第1日、手応えを感じたアイアンショットがこの日もさえる。きっかけは、意外だった。前週開催された男子ゴルフを観戦。テンポの良さ、ショットのキレなどヒントをつかんだという。2年前にレジェンズツアーで頂点を極めた鬼澤にとって、この刺激がありがたかった。
 見る側としては、スキがない優勝劇と映る。ところが、調子を加味すると、「もっとスコアを伸ばせた」という。優勝スピーチも、「何より、勝ちたいという気持ちが大事」とこれからに意欲をたぎらせる。
 昨年は未勝利。もどかしいシーズンだったが、勝負は紙一重の差だ。「この優勝をきっかけに、レジェンズツアーを制覇したい」。次戦はステップ・アップ・ツアーへ挑戦する。実績と経験。そして、今大会の勢いを加えれば、かなり怖い存在となる。


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