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2008.7.11

明治チョコレートカップ 第1日目

 2008年度LPGAツアー第18戦『明治チョコレートカップ』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の第1日が、北海道北広島市の札幌国際カントリークラブ島松コース(6,518Yards,Par72)にて開催された。

 気温18.8度、あいにくの雨模様となった第1日。悪天候にもかかわらず、プロ5年目の生島早織が6バーディー、ノーボギーの66とLPGAツアーでの自己ベストを2打更新する会心のゴルフで、6アンダー単独トップに躍り出た。 2打差の4アンダー2位タイには、藤田幸希と韓国のイジウがつけている。ディフェンディングチャンピオンの大山志保は、4バーディー、1ボギー、2ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで1オーバー28位タイと出遅れた。また、今大会で優勝するとLPGAツアー史上初の生涯獲得賞金額10億円を突破する不動裕理は、3アンダー4位タイと大記録へ向け好スタートを切った。

 自己ベストを2打更新する完璧なゴルフを見せた生島早織は、2004年に念願のプロテストに合格してから、今年が5年目のシーズンとなる。これまでレギュラーツアーの出場は今大会を含め56試合だが、予選通過は全部で16試合と思わしくない成績が続いていた。しかし、昨年のオフから今年の開幕(12月~3月)まで、陸上トレーニングやマシントレーニングなどを取り入れ、下半身、足腰などの強化を図った。トレーニングの影響もあり飛距離もアップ。「20Yは伸びました。番手も1クラブ以上は変わりました」とトレーニングの効果が表れた今年にかける想いは強い。春先は急に伸びた飛距離に対応出来ず、番手ミスなどが出ていたが「やっと自分に合ったマネジメントが出来るようになりました。ゴルフの内容も自分の中で全てがレベルアップしていることを感じているので」とツアー中盤戦に入り、手応えも感じている。

 これまでツアーでのベストフィニッシュは2006年のヨネックスレディスの36位タイ。自身初めてとなる首位スタートでベストフィニッシュ更新どころか、ツアー初優勝を狙える好スタートとなった。「欲を出さずに自分のゴルフをします」と控えめな言葉で語った生島。明日、明後日、どんなゴルフを見せてくれるのか注目したい。

2位タイ 藤田 幸希 6バーディー2ボギー
「今週はパターを変えて、良く入ってくれました。暑いのは苦手な私にとっては、今週は涼しいし、睡眠さえ取れれば3日間体力も続くし、いい手ごたえはあります」。

2位タイ イ ジウ 4バーディーノーボギー
「今日はパターが良かったですね。パターが良かったお陰でショットもプレッシャーなくプレー出来ました。今日は少し出来なかった部分を修正して明日も良いプレーがしたいです」。


明日のセカンドラウンドは8:00スタート予定。

なお、高橋美保子が体調不良のため、途中棄権した。

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