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2008.7.12

明治チョコレートカップ 第2日目

 2008年度LPGAツアー第18戦『明治チョコレートカップ』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の第2日が、北海道北広島市の札幌国際カントリークラブ島松コース(6,518Yards,Par72)にて開催された。

 天候:晴れ、気温:22.1度と、昨日とは打って変わって北海道らしい爽やかな気候のなか行われた第2日、3アンダー4位タイからスタートした不動裕理が、5バーディー、1ボギーの68とスコアを伸ばし、通算7アンダーの単独トップに立った。1打差の6アンダー2位タイには、藤田幸希と辛炫周(シン ヒョンジュ:韓国)がつけている。前日首位の生島早織は、スコアを大きく崩し通算イーブンパーの18位タイと後退。また、ディフェンディングチャンピオンの大山志保もスコアを伸ばせず、通算1オーバー24位タイと連覇は厳しい状況となった。

 元女王・不動裕理が貫禄のゴルフを見せた。前半2番ホールで1mのパーパットを外し、流れが悪くなりそうな展開だったが、続く3番ホールですぐさまバーディーを奪い返すと、そこからは安定したショットを武器に着々とスコアを伸ばしていった。「今日も3パットはありませんでした。4~5mのパットもよく入っているし良かったですね。ショットはベタベタくる訳じゃないけど、安定しています。今日は風が分からなかったので、欲張ってピンを狙わないよう心がけました」と振り返った。

 2000年から2005年まで6年連続賞金女王という偉業を達成し、女子ゴルフ界ナンバー1プレーヤーとして君臨していた不動。だが、2006年に大山志保に賞金女王の座を奪われると、続く2007年は上田桃子と、ここ2年間は女王の座から遠ざかっていた。今季は、第2戦のアコーディアゴルフレディスで早々と優勝をしたものの、それ以降パッティングに苦しみ、6月のリゾートトラストレディス、We Love KOBEサントリーレディスでは、10年ぶり2度目となる2週連続予選落ちという屈辱も喫した。しかし、このままで終わらないのが元女王・不動。1週挟んで出場したプロミスレディスでは3位タイに終わったが、最終日一時首位に並ぶ猛追をみせるなど徐々に調子を上げてきていた。そして今大会、LPGAツアー史上初の生涯獲得賞金10億円という大記録に王手をかける位置まできた。「まずはボギーを打たないようなゴルフをしたいです。(10億)今のゴルフは10億どころじゃないですよ。でもせっかくの2勝目のチャンスだし、ずっと悪かったので、このチャンスをものにしたいです」と明日への意気込みを語った。明日の最終日、大記録達成なるか注目したい。

<通算6アンダー 2位タイ 藤田幸希>
「今日は後半よく耐えましたね。いつボギーになるんだろうと思っていましたけど、ずっとパーで入ってくれたんで・・・。NO.12で良いところ(1.5m)に付けたんですけど、そこ外してしまって、あれが入っていれば流れが出たかもしれないですね。(最終日最終組で不動プロとラウンド)すごい楽しみです。頑張ってついていってチャンス逃さないように、自分も楽しく回れれば」。

<通算6アンダー 2位タイ 辛炫周(韓国)>
「今日はショットもパットも良かったです。でも惜しいバーディーパットを何回か外したのですごく悔しいです。でもスコア的には満足しています。明日自分のプレーで頑張りたい。ショットがこのまま調子良ければ、優勝も狙っていきたいですね」。


149ストローク(+5)までの58名(プロ57名、アマ1名)が明日の決勝ラウンドに進出。
明日の決勝ラウンドは7:30スタート予定 (1way)

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