小祝さくら 『次は優勝』宣言　

＜Photo：Ken Ishii/Getty Images＞

ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント　ＧＯＬＦ５カントリーみずなみコース（岐阜県）最終日

　後悔がなかったといえば、それはうそになる。「プレーオフ1ホール目、2ホール目も1Wのショットを、フェアウェイキープすることができなかった。実力が足りない。それから、集中力も…」。反省の言葉を口にしながらも、悔しさをにじませた。昨日、宣言したように、5アンダーでプレーしていれば初優勝。そうした感情まで複雑に絡む。

　プレーオフの経験はゴルフをはじめてから、2度目だ。一時は単独首位に立ったが、「バーディーをもっととり、スコアを伸ばさなければ、絶対に並ばれる」といい、「きょうの申さんは、私の組のうしろでプレーしていて、追い上げてくる－そんな圧力を感じた」と話した。とはいえ、プレーオフへ臨む際、「プレーオフができることがうれしかった。緊張はしていません。でも、勝ちたい。その気持ちがたくさん。相手が申さんだし、いろいろと勉強になった」。

　8バーディーを奪っても、4ボギーの内容だ。「前半は気にしてはいなかったけど後半、バーディーをとると、ギャラリーさんから、単独1位と…」。ただし、優勝が明確になったことは間違いない。「次は優勝します。でも、チャンスはそうあるものではない。自分でチャンスをつくる。気持ちを切り替えました」と、清々しい笑みを浮かべた。