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2009.4.20

フジサンケイレディスクラシック 開催!

 2009LPGAツアー第6戦『28thフジサンケイレディスクラシック』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)が4月24日(金)からの3日間、今年も静岡県伊東市の川奈ホテルゴルフコース富士コース(6,464y par72)で開催される。

 普段は風光明媚で、おだやかな表情の川奈だが、ひとたび風が吹けば一転、難攻不落のモンスターコースに変身する。 時間刻みでめまぐるしく変わる川奈特有の風に加えホールごとの高低差、激しくうねるフェアウェー、深くアゴの高いアリソンバンカー、高麗芝のグリーンは砲台で小さく、風のある日はショットのみならず、アプローチ、パッティングなどのショートゲームにも大きな影響を与える。

 今大会は、先週の『ライフカードレディス』で熾烈な優勝争いを演じた李知姫と横峯さくら、ディフェンディングチャンピオンの上原彩子、歴代優勝者の佐伯三貴、藤井かすみ他、古閑美保、福嶋晃子、三塚優子、原江里菜などの総勢108名が川奈に挑む。また主催者がツアーの出場権を持たない選手たちに広く門戸を広げている今大会のマンデートーナメントが今年も川奈ホテル富士コースで開催され、出場59名中の上位15名が本戦に駒を進めた。

 昨年の最終日はハーフ終了時点で4人がトップに並ぶ大混戦となった。この混戦を抜け出したのは、2アンダー7位タイからスタートした上原彩子。この日ベストスコアとなる66をマークし、追い迫る原江里菜らを振り切り、通算8アンダーで念願のツアー初優勝、川奈の女王に輝いた。2007年大会で上原はトップに立ちながらも、15番(416ヤード・Par4)のダブルボギーで優勝を逃しただけに、思い入れもひとしおだった。本人も「15番は悔しい思い出があるので、絶対リベンジするぞ!と決めてプレーしていました」という宣言通り、そのホールバーディーを奪い、見事1年越しのリベンジを果たした。

 アメリカのゴルフマガジン誌による“世界のゴルフコース・ベスト100”にも選ばれ、日本でも多くのアマチュアゴルファーが憧れる川奈。美しさの中に潜む罠。それをかいくぐった者だけが、真の勝者となりえる。毎年勝負のドラマが生まれるこの川奈で、今年もツアープレーヤーたちがどんな戦いを見せてくれるのか期待したい。

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