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2018.9.14

プロ22年目の初V 祖父江歩、山口で輝く

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

 2018年レジェンズツアー公式戦『LPGAレジェンズチャンピオンシップ CHOFUカップ』(賞金総額1,500万円、優勝賞金225万円)大会最終日が9月14日、山口県下関市・下関ゴールデンゴルフクラブ(6,243ヤード/パー73)で行われ、祖父江歩が通算4アンダーでプロ初優勝を飾った。勝負はプレーオフへ。斉藤裕子を2ホール目で下した。(天候:曇り 気温:24.5度 風速:1.8m/s)

 18番を使用した、プレーオフ2ホール目。祖父江歩、残り115ヤード第3打は、1ホール目以上に鋭かった。ピン1.5メートルにつけ、勝負がつく。「安全に池を避ける選択肢は全く考えない。消極的なことはしたくはなかった。あの距離でPWは自信があります」と説明する。

 プロ22年目の初優勝。同期には、あの不動裕理がいる。「45歳までステップ・アップ・ツアーへ出場。46歳、LPGAツアーを卒業のつもりで、ニトリレディスの主催者推薦選手選考会へチャレンジしたら、突破することができた。よしっ、この勢いでレジェンズツアーでは必ず優勝する、と誓ったのですよ」。

 前回のシブヤカップはプレーオフへ進出したが、惜敗した。それだけに、今回は冷静を装いながら、密かに闘志をたぎらせていたという。「昨晩から、ちょっと緊張していたけど、先輩方がリラックスの声をかけてくださった。目標は、きょうもイーブンパー。最終日、最終組をシブヤカップで経験。それもプラスになったと思います」。この日も、ルーティンは崩さなかった。世界ランキング1位、パクソンヒョンの動画を朝晩鑑賞する。

 「ああいうスイングをしたい。無理なことはわかっていても、少しでも近づくことはできるでしょう」。イメージを大切にし、データなどを収集。独自に解析する。7月30日に開催されたLPGAが主催する、スキルアップセミナーが優勝の一助となったことを明かした。

 「トラックマンや、パットラボを使って、軌道や傾向など、私自身のクセなどが本当によくわかりました。やるべきことがより、明確になったと感じます。シブヤカップの優勝争い。それから、今回の優勝もセミナーへ出席させていただいたおかげ」と感謝の言葉を頂戴した。

 ゴルフ歴は21歳から-とスタートが遅い。「高校時代、おじの影響でゴルフをしたい、と思ったけど両親から反対された。父は同じ薬剤師になってほしかったのでしょうね。その父は20歳の時、急逝。翌年、母へ頼み込んで今も所属する、スリーハンドレッドクラブへ就職しました。母も7年前に亡くなり、今年が七回忌。両親の墓前へ優勝を報告します」。

 ブルーのウェアがコースに映えた。「大会のスポンサーカラーですよ。それから、私のラッキーカラー。おかげで、落ち着いてプレーができた」そうだ。出場選手が、大会を盛り上げるための仕掛けがあった。最終日は大会カラーの赤、もしくはスポンサーカラーの青を必ず、上下のどちらかに、と決めていたからだ。

 初の優勝インタビューで、実に多くのことを語っている。極め付きは、インソール。両足で10万円のすぐれものを、シューズの中から取り出した。「これはすぐれもの。山口県のメーカーです」。信念、足元が揺らがない。そして、ご当地に縁があった。

斉藤 裕子 (2位:-4)
 「プレーオフ2ホール目の第3打は、111ヤードをキャリーで打つ計算。でも、1ヤード足りない。ちょっとだけ、ボールが右へ出た気がする。そうはいっても、きょうは、パッティングが、グリーンのスピードにマッチしていなかった。チャンスがあっただけに残念。次は最終戦だし、悔いのないようなプレーをします」




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