菊地絵理香　47位タイから急浮上

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント　利府ゴルフ倶楽部（宮城県）第2日

　面目躍如の68。菊地絵理香が発奮した。10番スタートの第2日、東北ゆかりの、「（佐伯）三貴さん、原（江里菜）さん、大江（香織）さんたちが頑張っていた。私は、ちょっと出遅れたけど、取り返したかった」。11番パー3、5UTでピン左3メートルにつけ、最初のバーディーを奪う。さらに14、15番では、ともに4メートルのバーディーパットをねじ込む。18番でも、第3打がさえ、1メートルの楽々バーディーで上位へ。

　しかし、前半の飛ばしすぎがたたった訳ではないだろうが、「後半（アウトコース）は、バーディーパットが全ホール、遠くなく、近くない距離ばかり。あまりチャンスはなかった」という。しかし、すべてパーでまとめ、ノーボギーのラウンドは難しいコンディションだけに最終日の起爆剤となりそうだ。

　宮城で過ごした3年間は、かけがえのない時間。「仙台は大好き。毎年、楽しみにしている試合です。あすは、もっと良いゴルフを皆さんへ、お見せしたい」と宣言した。