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2009.11.6

ミズノクラシック 第1日目

プロ20年目の鬼沢信子が67で2位と好スタート!首位はラング

 全米女子プロゴルフ協会公式戦『ミズノクラシック』(賞金総額1,400,000ドル 優勝賞金210,000ドル)の初日が三重県志摩市の近鉄賢島カンツリークラブ(6,506yards,Par72)で開催された。

 天候:晴れ、気温:20.8℃、風速:2m。快晴となり、絶好のコンディションで行われた初日。世界各国の強豪が集うなか初日6アンダーでトップに立ったのは、ブリタニー・ラング(米)。1打差の2位タイには鬼沢信子、朴喜暎(パクヒヨン・韓国)の2人。5年ぶりの日本ツアー出場となる、現在世界ランキング1位のロレーナ・オチョア(メキシコ)は1アンダーの32位タイ。また、米ツアー逆転賞金女王を狙う宮里藍は3アンダーの8位タイにつけた。

 なお今大会は、米ツアーの『ナビスターLPGAクラシック』までのUSLPGA賞金ランキング上位の43名と日本ツアーの『富士通レディース』までの賞金ランキング上位35名までの限られた選手のみが出場できる、日本ツアーの特別公認競技となっている。

 2ヶ月前に40歳を迎えた鬼沢が、年齢を感じさせないプレーで堂々の2位タイにつけた。「リズムが良かったですね。同組に全美貞がいて、彼女のマッタリとしたスイングリズムのイメージを真似しながら回っていました」と鬼沢ならではの独特の表現で好プレーを振り返った。40歳になった今シーズンも持ち前の飛距離を維持し続け、若手に負けない秘訣を聞かれると「私の座右の銘は『人生バランス!』。体が衰えないようにウェイトトレーニングをしたり、朝晩に四股を踏んでいます。お相撲さんの立ち姿は凄く良いと思うし、下半身も安定しますしね。ちなみに四股のイメージは貴乃花ですね!」と会見場を笑わせた。「アメリカのトップ選手のプレーは全てが勉強になる。こういう大会に出られることは嬉しいですね」。プロ20年目にして、なお精進し進化しつづける鬼沢が明日以降も会場を賑わせてくれそうだ。

首位 ブリタニー・ラング
「本当に今日は素晴らしい1日でした。ショットもパットも思いどおりにいきました。練習ラウンドから調子は良かったですね。試合に向けて1球1球に集中するため、練習ラウンドからワンボールで取り組んでいます。今年はとても良い1年ですね。いつもこの時期は調子が良いので、やるだけのことはやろうと思います。今シーズンは1回勝ってるので、ここでもう1勝いきたいですね」。

2位タイ 朴喜暎(パクヒヨン)
「前半は5つのバーディーを取りましたが、後半は守りに入ってしまいました。前半はアイアンが良くてバーディーが取りやすかったので自信が持てました。コースはグリーンが速い印象はあったけど、とてもきれいで選手にとっても良いコンディションだったと思います。明日はパー5でバーディーを狙っていきたいですね」。

4位タイ 上田桃子
「今日はティーショットで1回もフェアウェイを外さなかったですね。ロレーナ(オチョア)と一緒に回って、良い緊張感の中でラウンドできました。日本で回っているときと違って、今日はコースの中に溶け込めていた気がします。ホールアウトするまで6つもバーディーを取ってると気付かなかったくらい。強い選手と一緒だったので、自然と自分の中に入っていけました。余計なことを考えないで良いイメージで打てるんです。ラウンドしやすいコースですね」。

8位タイ 宮里藍
「今日はノーボギーだったので、気持ち的にも悪いラウンドではなかったです。パッティングのフィーリングも良かったですね。中盤はなかなかバーディーが奪えずに気持ちだけが前に行きたがってたんですが、その気持ちを抑えてシンプルにいこうと。トップがいくつで回っているとか、どこでバーディーを取ろうとか考えるのではなく、目の前の1打1打をどうマネージメントするか、ということですね。今日はこのコースでプレーしたここ数年のなかでは1番良かったですね。調子のいい選手が多いなか、自分はどうプレーできるかに明日以降も集中したいです」。

8位タイ 申ジエ
「(今日の内容は?)意外とバーディーがたくさん取れました。9番ホールでボギーを打って、『もっと果敢にプレーに専念しよう』と思ってラウンドしたら、後半の9ホールは良かったですね。日本の皆さんからもたくさん応援をしてもらっているので、プレーで見せたいですね。プレッシャーは感じません。(連覇に向けて明日以降のプレーは?)賞金女王に関しても自分のプレーを頑張った結果だと思っているので、1つ1つ今週の試合も頑張っていきたいです」。

32位タイ ロレーナ・オチョア
「(今日のラウンドは?)出だしはスローでしたね。結果的には2つのバーディーだけだと、十分な成績ではないです。(コースの印象は?)アイアンショットがあまり良くなかったですね。コースは良いコンディションで天候も素晴らしかったと思います。(明日に向けて)アイアンショットをしっかりと立て直して頑張ります」。

60位タイ 諸見里しのぶ
「今日はがっかりでした。イーグルも取れて久々にガッツポーズもでたのに、もったいなかったです。1~2mのパーパットを2回外してしまいました。パターの距離感は掴んでいたのですが、『決める!』というオーラが足りなかったと感じています。これだけグリーンが硬くなっている中ではショットにこだわっていく必要がありますね。明日以降は1つでも上を目指してプレーをしていきます」。

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