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2018.11.15

Day 1~プラスワン 青木 瀬令奈

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

大王製紙エリエールレディスオープン エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)第1日

 原点へ戻る。現在のスタートは今大会だった。「13歳、初めて出場したプロの試合が、ここです。練習ラウンドで大山志保さんとご一緒させていただき、LPGAの世界を初体験。やさしく接してくださり、一緒に戦いたいとプロになる目標が明確になった」と振り返る。この日も感謝の18ホール。喜びは、ギャラリーにも届けた。「周囲の人がすべて力に変わります。スポンサー、マネジメント、コーチ、トレーナー、それからギャラリーの皆さん。ゴルフは個人競技でも、皆さんとチームになって戦っています。いいショットが打てた時、バーディーをとった時など、声援に感謝しなければなりません。私も笑顔。皆さんも笑顔で18ホールを楽しんでいただきたい」。

 心境に変化が表れたのは、昨年の5月。「以前、勝負はポーカーフェイスが基本でした。でも、私の応援団ができました。所属先のご厚意でネーム入りのタオルまで。次のホールへ移動する際など、SERENAのタオルを掲げてくださる。本当にありがたいと感じて、見ている方を魅了するような動作をしようと思った」。ギャラリーはもちろん、カメラマンへ目線を向け、手を振る。また、テレビカメラへピースサインをおくるなど、プロのサービス精神が当然になった。

 見られることを意識するのは、一朝一夕にはできない。プレーと同じように、日々の努力の賜物だ。「歩行姿勢から変えました。宝塚歌劇の花組を鑑賞して、どうすればきれいに見えるかなど、勉強中です。また、大西コーチから、アクションは大きい方がいいというアドバイスも。私は小柄です。たとえば、右手を上げる時も、指先が耳の上までくるようになど…。そういう仕草が、体を大きくみせる。実践中です」と話している。

 さらに、続けた。「カメラへ向けて、ちょっとしたパフォーマンスをするのは、観戦できなかったファンへメッセージです。元気な姿をお届けできるから」。オフィシャルウェブサイトのフォトギャラリー、公式インスタグラムでLPGA花組の美をご覧ください。

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