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2010.3.6

ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント 第2日目

馬場、上原、アンの3人が首位に。宮里藍は2打差6位タイで最終日へ。

 LPGAツアー開幕戦『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』(賞金総額8,000万円、優勝賞金 1,440万円)の2日目が、沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部(6,439yard/par72)で行われた。

 天候:晴れ、気温:24.5℃、風速:4m。快晴となり、初日よりさらに気温も上昇した2日目。上位陣のスコアが伸び悩み、混戦となるなか、通算5アンダーで馬場ゆかり、上原彩子、アン ソンジュ(韓国)の3人が首位に立った。1打差には有村智恵と宋ボベ(韓国)。注目の宮里藍はこの日1つスコアを伸ばし、トップと2打差の通算3アンダーの6位タイで2日目を終えた。

 3アンダーからスタートした馬場は、出だしで2mのパーパットを外し、ボギー。流れが掴めず前半の6ホールで2つスコアを落とすものの、続く7番で8mのバーディーパットを決めると流れが変わった。結局7番ホールから4つスコアを伸ばしてフィニッシュ。「昨日も前半が凄く悪くて、後半で巻き返したんです。今日も前半悪かったのですが、我慢して良い形で終えることができました。今年のオフに2ヶ月トレーニングしてきた事が、どれだけ結果にでるか期待と不安はありますけど、気持ちはしっかり攻めて行きたいです」と最終日に向けて、視界は明るい。

 地元沖縄出身の上原は4バーディー2ボギーのゴルフ。「調子はそこまで良くないですけど、曲げても次のショットが楽に攻めていける方に打っていったので、それが結果につながりました。自分の出来ることをしっかりやって、結果が出れば嬉しいですね」と本調子には及ばないものの、悪いなりのゴルフでスコアを伸ばし、納得の表情。「地元での試合ですし、最後まで気を引き締めて頑張りたいです」。昨年のこの大会では2位タイに入る活躍。地元の声援を追い風に最後まで自分のプレーに徹する。

 そして昨年に行われた、2010年のツアー出場権を争うQT(クオリファイングトーナメント)で2位に入り、この試合が日本ツアーデビュー戦のアン ソンジュ。恵まれた体格から繰り出される豪快なドライバーショットと、正確なアイアンショットを武器に、この日も次々とバーディーチャンスにつけた。「前半はショットも良く、ピンに絡んでいました。でもパッティングがもうちょっと良ければよかったですね」と課題が残るものの、初出場の日本ツアーでいきなりの好成績。「この大舞台で好成績を残せて光栄です。今年は日本をメインにプレーをして多くを学びたいと思っています」と控えめに話すアンだが、韓国ツアーでは賞金ランキング上位に常にランクインする実力者。一気に栄冠を勝ち取る可能性は十分にありそうだ。

有村智恵
「ショットは本当に、まだ完璧ではないですね。最後のイーグルはラッキーだっただけで、優勝争いをしている感じはしませんね。去年は良い経験をさせていただきました。去年の横峯さんみたいに、女王を目指すと言って実際に成し遂げたのは凄いと思いますし、自分もそこに行けるか不安はありますけど、良い目標だと思います。(賞金女王宣言という事ですか?)言うのは重いですが、はい」。

宮里藍
「前半は思うように足が動いてくれなくて、イメージするタイミングで打つことが出来なくて、難しいアプローチが残ってしまいました。我慢して所々チャンスがあったんですが、外して…。でも後半は足を動かそうと意識したのが良かったですね。(海外からの移動もあって)ゆっくり休む時間はなかったですが、言い訳にはしたくないので、ベストを尽くせるようにしたいです。どんな状況でも1打1打のプレーに集中して、頑張ります」。

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