2010.4.9
スタジオアリス女子オープン 第1日目
難コンディションでただ1人アンダーパーの朴仁妃が首位
2010年度LPGAツアー第5戦『スタジオアリス女子オープン』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)第1日目が、兵庫県三木市の花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコース(6,504yard、Par72)で開催された。
天候:曇り、気温:16.5℃、風速3m。強い風と難コースに苦戦する選手が続出するなか、トップに立ったのはこの日ただ1人アンダーパーの68で回った朴仁妃(パクインビ・韓国)。トップと4打差のイーブンパーに有村智恵、イムウナ(韓国)、リエスド(韓国)の3人が続く。米ツアーから帰国し参戦している宮里藍は1オーバーの5位タイ。ディフェンディングチャンピオンの横峯さくらは6オーバーの52位タイと出遅れた。
今季より日本ツアーに参戦している朴。「今日はショットも良かったし、パットも沢山入ってくれたので、沢山バーディーがとれました。風は強かったですが、コースによっては木に囲まれている所があったので、そこを狙うようにしました」と粘り強いプレーで難コンディションを乗り切った。今季は日米両ツアーに参戦し、日本では2試合に参戦しいずれも2位タイ。米ツアーでもトップ10入りを2度果たす好調ぶり。3月に行われた『ヨコハマタイヤPRGRレディス』では最終日に単独1位でホールアウトしたにもかかわらず、1番ホールにおいてのプレーで2打罰を科され、まさかの展開で優勝を逃した。「あれは残念な結果だったけど、それよりこの先どうやっていくかが大事。次の試合に集中して良いプレーをしようと思う」と雪辱を果たすべく日本ツアー初優勝に挑む。
2位タイ 有村智恵
「先週が今週以上にグリーンが硬くて、このコースも硬い印象があったので思い切った攻め方ができなかったんですが、4番で良いバーディーが取れて、その後はチャンスにつけていたので前半は良かったです。後半は所々でショットのミスというか、攻め方のイメージが決めきれないまま打ってしまって。ミスするのは仕方ないとしても、決めて打てなかったのは悔いが残りますね。このコースで4アンダーというスコアが可能であるかぎり、自分も目指してやっていきたい。ボギーも出るコースだけど、それを上回るバーディーを取っていきたいです」。
5位タイ 宮里藍
「今日は肩の力を抜いてパッティングができて、パットに関してはストレスのない一日でした。4メートル前後のパットが前半は多かったけど、チップインが2回あったり、アプローチでリカバリーしたり、バランスよく我慢できました。フェアウェイが砂地なので、クリーンに打たないとなかなかスピンが効かないし、砲台グリーンなので止めていきたいし…その辺が難しかったです。まだ全然チャンスはあると思うけど、明日も風次第ですし、硬いグリーンにとらわれないよう自分の距離感を信じて、良いイメージで回れればと思います」。
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