1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. スタジオアリス女子オープン 最終日

2010.4.11

スタジオアリス女子オープン 最終日

今季初のプレーオフを制した有村智恵が、ツアー通算7勝目!

 2010年度LPGAツアー第5戦『スタジオアリス女子オープン』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)最終日が、兵庫県三木市の花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコース(6,504yard、Par72)で行われた。

 天候:雨、気温:18.2℃、風速:3m。朝から雨が降ったり止んだりと不安定な天候のなか行われた最終日。優勝争いは通算5アンダーで並んだ有村智恵と朴仁妃(パクインビ・韓国)に絞られ、勝負の行方はプレーオフに突入。プレーオフ1ホール目、朴が7メートルのパーパットを外したのに対し、有村は1メートル弱のパーパットをきっちり沈め、勝負あり。今季ツアー1勝目、ツアー通算7勝目を挙げた。3打差の3位には主催社推薦選考会(マンデートーナメント)から出場の中村香織が入り、規程により次週大会への出場権を獲得した。

 今シーズン初のプレーオフを制した有村。08年全米女子オープン覇者・朴との一騎打ちというプレッシャーがかかる状況だったが、「こんな接戦でも勝てるんだなぁと思いました。今までプレーオフで勝ったことがなかったので、自分でも出来るんだなとそんな気持ちです」と、過去2回(07年スタンレーレディス、09年アクサレディス)とも敗れていたプレーオフを制し、満面の笑みを見せた。「去年の全英帰りの『アクサレディス』で17番、18番でバーディーを取ったあとでのプレーオフで、ここまで良くやったという自分がいてあっさり負けてしまったので、その経験を踏まえて今日は最後までしっかりやろうと思っていました」と悔しい敗北を胸に刻み臨んだことが今大会の勝利に繋がった。「体がきつい中、勝てたのは自信になります。ここで勝てたので、来週にも繋がりますね」と自信と手ごたえを掴んだ有村。今シーズンもLPGAツアーを大いに盛り上げてくれそうだ。

2位 朴仁妃
「(最後のアプローチは?)思ってたよりキャリーが短くて、手前に落ちたのは予想外でした。今日まで振り返って、いいプレーはしてきたけど入れなくてはいけないパットが入ってないのが惜しかったです。最後はティーショットもセカンド、サードショット、パットもすべてミスしたのでしょうがないですね。今シーズンまだ優勝はできてないけど、出場した大会ではトップ10に入っているし、自分ではいいプレーができているので、いつかは優勝できると思います。(有村さんと回った印象は?)最終日最終組をノーボギーで回って、ショートパットもパーセーブするのはすごいと思いました」。

3位 中村香織
「今日は調子は良くなくて、ショットが曲がったりしていたけど、アプローチとパットでカバーできたのはよかったです。(最終組で回った感想は?)あまり気負わず、初めてだったし緊張を受け入れて楽しもうと思ってプレーしました。いつもより集中できたし、朝イチからいいゴルフができる予感がありました。(ギャラリーの声援は力になった?)今まで生きてきて一番嬉しかったです!(オフに合同トレーニングをした阪神・桧山選手からは)みんなが憧れる最終組だからって言われて、気が楽になりました。見ていてくれるんだって嬉しくなって頑張りました」。

4位タイ 宮里藍
「3日間通してすごく我慢強いプレーができたし、去年は最終日に失速気味だったので、今年は自分のプレーができて2つ伸ばせたのは上出来です。惜しいパットはたくさんあったけど、自分のフィーリングでストロークできていたのでストレスは無かったですね。(これからも日米の往復やゴルフ場の違いなどあると思いますが?)まずは怪我をしないようにすること。試合が続いて行ったり来たりするのにも慣れてきたので、無理なくできると思います。今はアメリカの芝にフィーリングが合っているけど、(日本でも)やることは一緒で、ゆっくりしたテンポでストロークして芯に当てること。次の日本の試合(ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ)は4日間なので、コースを見る時間が少ない分、そういう所に集中していきたいです」。


このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索