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2010.4.16

西陣レディスクラシック 第1日目

 2010年度LPGAツアー第6戦『西陣レディスクラシック』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の1日目が、熊本空港カントリークラブ(6,473yard、Par72)で開催された。

 天候:曇り、気温:12.2℃、風速3m。日が高くなるにつれ少しずつ気温も上昇し、穏やかな気候となった初日。地元・熊本出身の上田桃子が4バーディー・1イーグル・1ボギーの5アンダーで単独首位に立った。1打差の2位タイには昨年の米ツアー賞金女王・申ジエ(韓国)とベテランの天沼知恵子。さらに1打差の4位タイには横峯さくらら7選手が続いている。2週連続優勝の期待がかかる熊本出身の有村智恵は1アンダーの16位タイにつけた。

 初日から上々の滑り出しで地元ギャラリーの声援に応えた上田。しかし「前半5、6ホールぐらいまではショットが悪くてドライバーも当たらなかった」と振り返る。そんななかでもスコアを5つ伸ばせた要因は「集中力」だという。「あまり技術を意識しないほうが自然とフェードも打てたりして、イメージを上手く持つことが大事ですね。集中の仕方ひとつでスコアが違ってくるんだなあと思いました」。ショットに苦しんだ前半を3アンダーと伸ばせたことで、後半も良いイメージが持続。13番を3パットのボギーとしたときは「体が熱くなるくらいカーッときた」というが、冷静に気持ちを切り替えて15番ではイーグルを奪いギャラリーを沸かせた。「この大会は毎年優勝したい気持ちで臨んでます。欲をかくと駄目ですし、集中してもう一日自分のゾーンに入って、良い結果を出したいです」と語る表情には、優勝への強い気持ちがみなぎっていた。

2位タイ 申ジエ
「今日は久々の日本で楽しいプレーができました。(出だしの2番でダブルボギー)朝寒かったので体が暖まってなくて、セカンドショットを5Wでダフりました。すごく恥ずかしかったです。昨年はすごく暑くてアイスを食べた記憶があったので今回も薄着で来てしまったんですが、日中はだんだん暖かくなってきたので良かったです」。

4位タイ 横峯さくら
「今日はグリーンを外すことが多くて、耐えながらスコアを伸ばしていったと思います。ショット自体はそんなに悪くなかったけど、風に少し左右されてしまったところがありました。難しいなか、アンダーで回れてよかったです。(前週の試合では途中棄権したが、体調は?)今週は大丈夫です」。

4位タイ 藤本麻子
「前半はショットが悪くてもアプローチで拾って、グリーンに乗ったときはパターが入りました。前半は噛み合ってたけど、後半はショットが良くてもパターが入らない感じでした。最終ホールはセカンドを打ちすぎて木が邪魔になってしまって、ピンを直接狙えなかった。コースマネジメントのミスなので、明日はそこを修正したいです。今週は自分がどれだけ上に行けるか挑戦するつもりで残り2日間やりたいです」。

16位タイ 井芹美保子
「(13番ホールでホールインワン達成)ショットの手応えはあって、いいバウンドをしたなと思いました。だけどグリーンに上がってみたらボールが無かったので、グリーン奥まで探したりして…。そうしたら同伴のキャディさんが入ってると教えてくれて、二人でハイタッチしました。(開催コースの熊本空港CCは)練習生という形で毎日練習させてもらっていますが、今までホールインワンしたことはないです。明日もアンダーで回れるよう、1打1打集中していきたいです」。

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