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2010.4.17

西陣レディスクラシック 第2日目

 2010年度LPGAツアー第6戦『西陣レディスクラシック』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の2日目が、熊本空港カントリークラブ(6,473yard、Par72)で開催された。

 天候:晴れ、気温:15.5℃、風速3m。前日から一転して春らしい陽気に恵まれ、半袖姿でプレーする選手も見られた大会2日目。各選手が順調にスコアを伸ばすなか、首位スタートの上田桃子が4バーディー・1ボギーとこの日も3つスコアを伸ばし、通算8アンダーで単独トップをキープ。2打差の2位タイには上田と同じく最終組の申ジエ(韓国)と、この日4つスコアを伸ばした不動裕理が並んだ。さらに2打差の4位タイには天沼知恵子、藤本麻子、朴仁妃(パクインビ・韓国)の3名が続く。地元の熊本勢では有村智恵と一ノ瀬優希が8位タイにつけ、上田・不動をふくめて10位以内に4名が入る奮闘を見せている。

 「今日は長い一日で、時間がかかるラウンドだったので集中力を保つのが大変だった」と振り返る上田。後半はショットが乱れて思うようにスコアを伸ばせない我慢のゴルフが続いたが、集中を切らさずにプレーができた要因には、この日同組となった申ジエへの強い対抗心があった。「今日一日、ジエには負けないと思って回ってました。彼女を意識する自分がいるのは感じてましたし、そのなかでどういうゴルフができるか…。自分のゴルフをしようと考えながらやってました」。昨年の米ツアー賞金女王を相手に意地を見せ、首位は一度も譲らなかった。明日は熊本の先輩・不動を加えて三つ巴の最終組。「良いイメージを持って、昨日今日とやってきたことをやり通せば勝てると思います。ジエはいつかは勝たないといけない相手。勝てば自信になるし、自分のスタイル、色が見えてくると思います」。明日の勝利とその先にある大きな物を見つめ、力強い言葉で締めくくった。

2位タイ 不動裕理
「(前半と後半で変えたところは?)ショットがピンに絡んでいくようになりました。何も変えてないですけど、体が動いてきましたね。アイアンは思ったとおりに出てないけど、最近はアプローチ、パターでしのいでます。(良い位置で最終日ですが)今年の私は最終日にちょっとコケるので、それをまず気をつけないといけないですね。明日は優勝というより、スコアを伸ばすことを考えてやりたいです。目標は60台。最終日のスコアがオーバーが多いので、これがクセにならないように頑張って立て直したいです。(地元の声援は多く感じる?)他の県の試合や早いスタートの時でもファンの方が来てくれるので、どこに行っても幸せ者です」。

2位タイ 申ジエ
「今日全体では完璧とは言えませんが、いいゴルフをしてきたと思います。後半はミスが多かったのですが、それを耐えてきたので、16番(ダブルボギー)は残念でした。(最終日は?)天気も良くなってきたし、熊本出身の二人と同じ組で回るのはプレッシャーも感じますが、自分のいいゴルフができるんじゃないかと思います。スコアを出そうと思えば出せるコースだと思いますが、障害物もたくさんあるので、明日は自分のゴルフができるように頑張ります。目標スコアは特にないです」。

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