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2010.4.25

フジサンケイレディスクラシック 最終日

服部真夕、念願のツアー通算2勝目!

 2010年度LPGAツアー第7戦『29thフジサンケイレディスクラシック』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)最終日が、静岡県伊東市の川奈ホテルゴルフコース富士コース(6,464y par72)で行われた。

 天候:晴れ、気温:13,4℃、風速:3m。前日までとはうって変わって春らしい暖かな天候となった最終日。手に汗握る戦いを制したのは首位タイでスタートした服部真夕。2バーディー・1ボギー・1ダブルボギーで通算7アンダーとスコアを一つ落としたものの、2日目までのリードをしっかり守り切り、ツアー通算2勝目となる今季初優勝を飾った。2打差の2位には藤本麻子、ニッキーキャンベル(豪州)、朴仁妃(パクインビ・韓国)の3名。服部と同じく首位タイでスタートの宋ボベは5つスコアを落とし8位タイとなった。

 前半終了時点で通算10アンダーまでスコアを伸ばした服部。2位との差は4打まで広がり、一時は独走態勢かと思われた。しかし、サンデーバックナインに入ると服部にピンチが待っていた。13番をボギーとすると、15番ではセカンドショットを左に曲げOB。このホールをダブルボギーとし、追い上げる藤本麻子との差は1打差に。それでも、「OBを打ったのは仕方がない。次はいいショットをいこう」と気を引き締め、上がりの3ホールをパーで乗り切った。初優勝をした2年前は3打差を追いかける展開から逆転優勝。今回は初めてトーナメントリーダーで最終日を迎え、逃げ切りでの優勝。「本当にいい経験が出来ました。勝つことが目標だったので、また優勝争いをしたいと思います」。追われる立場のプレッシャーに耐えての優勝を経験し、一回り成長した服部のさらなる活躍に期待したい。

2位タイ 藤本麻子
「悔しいですね。先週より優勝の可能性があるプレーだったんですけど、最後のボギーも攻めた結果だったので…。(優勝を意識したのは?)17番のボードで初めて1打差と知ったとき。最後は二つパーだったら可能性が無いことはないと思ってプレーしましたが、そう簡単には勝たせてくれないですね。でもこういう経験をもっと積んで強くなっていけば、勝利の女神が私のほうに向いてくれると思います。先週も今週も優勝争いできているし、来週も気を緩めずに強気のゴルフでやっていけば、(優勝は)遠くはないです」。

2位タイ ニッキー・キャンベル
「(前半で3つ伸ばして、優勝は意識した?)それは考えませんでした。ドライバーショットが良くなくて、自信が持てなかったので。バーディーは3つ取れたけど、ティーショットは結構ラフに行ってましたね。パッティングは悪くなかったけど、惜しいところで入らなかった。風があるとナーバスになるので、今日のラウンドをパープレーできたことには満足してます。(今シーズンのベストフィニッシュで来週以降は楽しみ?)うーん…とにかくまた頑張ります」。

2位タイ 朴仁妃
「(今日は16番までで5バーディー・1イーグル、すごい勢いでしたね)今日はショット、パットともに良かったです。17番(ダブルボギー)は5番アイアンのティーショットで当たりが悪かったです。ファーストパットもパンチが入ってしまってオーバー。今日のラウンドで悪かったのはこのホールだけでしたね。先週足首を痛めて、昨日も痛みがあったのでマッサージしたりしたんですが、今日もまだ少し残ってました」。

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