サントリーレディスオープンゴルフトーナメント　開催！

　2010年度LPGAツアー第14戦『サントリーレディスオープンゴルフトーナメント2010』（賞金総額1億円･優勝賞金1,800万円）が、6月10日から13日の4日間、兵庫県神戸市の名門「六甲国際ゴルフ倶楽部」（6,499y･Par72）にて開催される。

　今大会の主な出場選手は、ディフェンディングチャンピオンの諸見里しのぶをはじめ、有村智恵、不動裕理、古閑美保、上田桃子、北田瑠衣、古閑美保、全美貞（ジョンミジョン・韓国）など。

　今年で第20回の記念を迎える本大会には、国内のツアープレーヤーとトップアマチュアが多数出場するだけでなく、アジアオセアニア地域からも有力なジュニア選手やトップアマチュア選手が出場し、大会を大いに盛り上げてきた。この大会で得た経験を糧に、多くのアマチュア選手達がその後プロとして活躍している。代表的な例としては、今季米ツアーで3勝し、現在ワールドランキング2位の宮里藍。宮里は2000年、14歳の時に初出場し、2004年まで4年連続で出場している。また、今年4月のメジャー初戦『クラフト・ナビスコ選手権』でメジャー2勝目を飾った曽雅妮（ヤニチェン・台湾）も2004年、15歳の時にアマチュア選手として本大会に出場している。

　過去この大会にアマチュアとして挑戦し、現在のLPGAツアーを盛り上げている選手は他にもいる。横峯さくら、古閑美保、諸見里しのぶ、有村智恵などのシード選手や、今季健闘を見せているルーキーの藤本麻子などがその筆頭で、アマチュア時代から並み居るプロの中に混じって貴重な経験を積み重ね、現在はツアーの中心選手として活躍している。今後も本大会から多くのアマチュア選手がツアープレーヤーとして巣立っていく姿を楽しみにしたい。

　昨年大会は、最終日に諸見里しのぶと葉莉英（イエリーイン・中国）が通算12アンダーで並び、プレーオフに突入。2ホール目で2人の明暗が分かれた。葉莉英は2打目をバンカーに入れてボギーとしたのに対し、諸見里は危なげなくパーをセーブし、ホームコースで悲願の優勝を飾った。

　今季のLPGAツアーでは、メジャー大会を除くと4日間トーナメントは本大会のみ。真の実力が試される4日間の熱戦に注目したい。

　6月9日（水）に行われる「アマプロチャリティートーナメント」（8:30スタート予定・観戦無料）は、今年も芸能界・スポーツ界からもご参加いただき、プロとアマチュアがチームを組んで白熱したプレーを展開します。本戦とはまた違った選手たちの表情もギャラリーの方々にお楽しみいただけます。

　本大会の主催者は、ご来場の皆様からのチャリティー金で、昨年までに消防自動車74台、消防ポンプ38台を神戸市に寄贈しています。それに加えて、地元神戸のゴルフ振興を目的としスナッグゴルフ39セットを神戸市内小学校のスポーツクラブに寄贈。その他これまでに、中国四川省大地震への義援金や神戸ルミナリエ開催へ寄贈しました。