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2010.7.24

第1回 LPGAレジェンズチャンピオンシップ 最終日

今年のレジェンズ日本一は島袋美幸!

 2010年度LPGAレジェンズツアー公式戦『第1回LPGAレジェンズチャンピオンシップ』(6,163Yards,Par72)の最終日が、石川県加賀市の片山津ゴルフ倶楽部 加賀コースで行われた。

 天候:晴れ、気温:31.5℃、風速:3m。30℃を超える過酷な条件のなか行われた最終日。3日間に及ぶ激闘を制し、45歳以上の女子プロゴルファーの頂点に立ったのは、島袋美幸。首位から1打差の2位タイからスタートした島袋は、この日6バーディー2ボギーの猛チャージで68。一気に首位を逆転し、通算4アンダーで見事に栄冠を勝ち取った。5打差の2位タイにはトアギョク(台湾)と若浦みどり。さらに1打差の4位には森口祐子。5位には中野晶が入った。

 鮮やかな逆転で見事に第1回レジェンズ選手権の勝者となった島袋。「疲れたぁ。暑いなか良く歩いて来ました」という言葉が猛暑の中での激闘を物語る。優勝の鍵を握ったのは、スコアを3つ伸ばして迎えた9番ホール。2打目をグリーン手前にショートして迎えた3打目。「ピッチエンドランで転がそうと思ったんですが、クラブ選択ミスでした」というアプローチをミスし、再びグリーン手前に。しかし続く4打目のアプローチをしっかりと寄せて、ボギーで切り抜けた。「あのナイスボギーは大きかった」というキーホールだった。

 「シードに落ちて、自分の事を良く見つめるようになって、レギュラーツアー時代に習っていた76歳のコーチに毎週教わるようになりました。コーチからはジャッジや神経が鈍くなって、体が縮こまっていると言われました。もっと振っていかないと筋肉も付かないし、合わせるような打ち方になってしまうと気づかされました。でも練習のお陰で新しい可能性が出た感じがします」と自信をつけて臨んだ今大会で大きな結果を出した。今後については「今年はレギュラーツアーの選手権と(次年度の出場枠をかけた)QTが目標です」と語った島袋。新たな希望を胸に、今後も活躍が期待される。

ト阿玉
「この位の距離だったら、私も案外出来るね。今日はショットが良かったです。昨日、おとといと50cmくらいのパットを外していたけど、今日はそれが無かったです。ショットがビタビタな割に、バーディー4つは少ないね。私が走っても走っても島袋さんに追いつけなくて。やはり昨日ちょっと打ちすぎましたね。久しぶりに優勝争いが出来て、なかなか体験出来ない思いができました」。

若浦みどり
「ロケットスタートで良い感じだと思っていたけど、やはり11番のバーディーパットを外したのが大きかったです。次のショートホールはあまり得意な方では無かったので、取っておきたかったけど…。結局次のショートはボギーにしてしまって、島袋さんがバーディー。あれで流れが変わってしまったかなぁ。終わっても疲れはないですよ。だってこの試合に向けて日頃からトレーニングしてきましたから」。

森口祐子
「残念でしたね。正直体が持つかどうかと思いましたけど、この位置だったしね。最終組だから頑張ろうとは思っていましたけど。昨日は本当に自分でも元気だと思いましたけど、今日は…。残念だったなぁ。最後の18番ホールは、ボードを見た時に、バーディーパットを入れれば2位に上がれると思ったので、入れたかったのですが…。改めて1打の重みを感じました」。

中野晶
「今日は暑かったぁ。一生懸命やりましたけど、ボギーが残念でしたね。自分でやったことなのでしょうがないですね。でも3日間回って楽しかったです。優勝できなくて悔しいと言うより、残念。最後はロストボールもありましたけど、それもゴルフですから」。

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