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2019.4.5

菜の花の季節 林が来た

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ヤマハレディースオープン葛城 葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)第2日

 もつべきものは、良き師、良き先輩だ。林菜乃子が69をマーク。3位タイへ浮上したのは教えをかみしめ、アドバイスを実践したことが大きい。「第2日、午前スタート。昨日より、風が弱かったと思います。ただ、コースは風が吹かなくても難しい。所属する藤田(寛之)プロから、葛城は手前から-を忠実に守りました」と好調の要因を話した。

 スタートホールから好調の波に乗る。7メートルのスライスラインを読み、鮮やかにバーディーを奪った。続く2番、3.5メートルのストレートラインをねじ込むなど、前日とは打って変わり、素晴らしいパフォーマンスを披露。オフの成果が結果となって表れた。チームセリザワに加わり2月、1週間の内2、3日、宇刈と山名コースをラウンド。今大会も西山ゆかりのラウンドを視察した、芹澤信雄から指導を受けている。

 「ステップ・アップ・ツアーの開幕戦で2位タイだったから、ショットの内容はそれほど悪くはない。でも、物足りなさを感じました。そこで芹澤プロに質問を…。自信を持てばいい。試合はステップでも、LPGAツアーも変わりはない、と激励してくださった」といい、「自信が出てくれば、スイングへ迷いがなくなる。しっかりと振り切れるわけです。要は、細かいことを気にせず、思い切ってプレーしてこい。エールだと感じました」。

 今季LPGAツアー初出場だ。QTランキングは44位で、結果を残すことが急務。「芹澤プロから教えていただき、チームへ加えてくださった。結果を出すのは、マスト。今年の目標はリランキングで、しっかり残る。それをクリアしたら、賞金シードをとることです」と気合を込めた。コースでは桜が美しい。しかし、この時期は菜の花も見ごろ。菜乃子と命名されたのは、「庭のレンガの隙間から、1本だけ咲いていた奇跡のようなエピソードがあったから。強い生命力を、と母がつけてくれました」。

 ただし、菜の花を連想させるイエローではなく、この日はブルーで勝負。ネイルアートとお揃いの写真は、インスタグラムで、ご覧ください。

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