2019.4.6
金澤志奈、初のV争い 『女王にしがみつく』
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
ヤマハレディースオープン葛城 葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)第3日
毎年のことながら、サバイバルだ。2位の金澤志奈は初の最終日、最終組でプレーする。何しろ、アンダーパーがわずかに2人。1打にかける集中力の証明のようだ。「とにかく、ソンジュプロにしがみついていきます。とにかく、1打でもよいスコアでプレーできるように頑張りたい」。同じ頑張るでも、いわゆる、やるぞ! 頑張るぞ! とは意味合いが違う。何かをつかもうと必死なのだ。
ウエイティングで出場権を得た。QTランク52位で出場試合が限定される。ましてや、第1回のリランキングまでに、結果を残さなければならない。「この3日間、なんで上位にいるのか自分でもわかりません。でも、今シーズンはショットが安定してきた。きょうは、前半でボギーが2つでも、とにかくガマン、と自分に言い聞かせながら必死です」。忍耐でパーを重ねれば、思わぬチャンスが巡ってくるものだ。さしずめ14番がその典型か。10メートルのバーディーを決めた。
「今大会、とてもパッティングがいい。風が強く、ショットのタイミングが合わないところもあったけど、トータルでいいプレーができています。あと1日、結果も欲しいけど、これからにつながるものを経験したい」と前向きだ。百戦錬磨の女王が相手。学ぶことが多いのは確実だろう。そうはいっても、せっかくのチャンス。逃す手はない。
関連ニュース & トピックス
- 2025.11.29
- 鈴木愛と金澤志奈が-6で首位を並走
- 2025.4.6
- 穴井詩-激闘POで2年ぶり6勝目
- 2025.4.6
- 最新情報①ーヤマハレディースオープン葛城ー次戦へひとこと
- 2025.4.6
- 最新情報②ーヤマハレディースオープン葛城ー次戦へひとこと
- 2025.4.5
- 穴井詩が今大会2勝目へ王手
