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2010.9.11

日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 第3日目

藤田幸希が首位をキープ 4打差に馬場が浮上

 LPGAツアー公式戦『第43回日本女子プロゴルフ選手権大会 コニカミノルタ杯』(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,520万円)の3日目が奈良県吉野郡のグランデージゴルフ倶楽部(6,601Yards、Par72)で行われた。

 天候:晴れ、気温:31.6℃、風速:2m。再び真夏日となった3日目。一万人を超える大ギャラリーが詰めかけるなか、首位スタートの藤田幸希がこの日もスコアを1つ伸ばし、通算10アンダーで首位を守った。4打差の2位にはこの日67をマークした馬場ゆかり。さらに1打差の3位タイには横峯さくら、若林舞衣子、ニッキー・キャンベルの3人がつけている。

 この日はボギー先行となった藤田。「荒いゴルフだった」と言うようにドライバーで苦しむ場面が多く、度々ピンチを迎えたが「5番でボギーをしてから、逆に吹っ切れました」と奮起。最終的には前日より1つスコアを伸ばし、4打差のリードを保った。「今日が一番ティーショットが曲がっていて、ラフに入ることが多かったですけど、ラフを怖がっていたらティーショットは打てないので怖がらずに打っていました。これだけ緊張する中で1つスコアが伸ばせたのは自信になりますし、明日は多分大丈夫だと思います」と最終組での重圧に耐え、ホッとした様子。いよいよ明日は自身初の公式戦制覇へ向けた最後の戦いとなるが「私は守っていいゴルフをできるタイプではないので、攻めて攻めていければいいかな」と強気の姿勢を崩さない。

 コーチである父は現在病気療養中。「昨日も電話がありました。“凄いね”と。家で待っているねと言われました。逆に来られたら心配ですからね」。家で待つ父に“優勝”という最高の特効薬を贈る事が出来るか。

3位タイ 若林舞衣子
「今日は前半ボギーが先行して、ショットも全然グリーンに乗らなくて苦しいラウンドだったんですけど、後半は気持ちを切り換えて、ショットもパットも良くなったと思います。(どうやって気持ちを切り換えた?)スコアボードを見て、みんな苦しんでるんだなと思って、今日はピン位置も難しいからと思うようにしてました。(優勝も狙える位置)やっぱり自分のプレーをするだけです。一打一打に集中してミスを恐れないゴルフをしたいです。引き締まる気持ちで臨む試合ですけど、他の試合でもやることは一緒なので、目の前の一打に集中するだけです」。

3位タイ ニッキー・キャンベル
「今日は風が無かったので、暑くてタフな一日でしたけど、ティーショットでフェアウェイを捕らえることができたので、ショートアイアンで打つことが出来て、良いスコアに繋がりました。明日はトップとの差は小さくないですけど、最善を尽くして頑張りたいです」。

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