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2019.4.19

酒井美紀、嵐の予感

<Photo:Masterpress/Getty Images>

 2019年LPGAツアー第7戦『KKT杯バンテリンレディスオープン』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が4月19日、熊本県菊陽町・熊本空港カントリークラブ(6,428ヤード/パー72)で開幕。5バーディー、ノーボギーの5アンダーをマークした酒井美紀が首位に立った。1打差の4アンダー、2位タイはイソルラ、大西葵、永井花奈。(天候:晴れ 気温22.7℃ 風速2.3m/s)

 晴れ、そよ風のコンディションでも嵐の予感。酒井美紀が5年ぶりのツアーVを目指し、好スタートを切った。「プレーのリズムがとてもいい。一緒にプレーした組がとてもリズムが良かった。私は、その流れにうまく引っ張ってもらった感じがします」。どこまでも、謙虚だ。その控えめな姿勢が、ピンチをしのいだ要因だろう。「15番の3メートル、17番で2メートルのパーセーブがあった」という。ノーボギーのラウンドは、パッティング好調の証だ。実は、昨シーズンと大きく変わったところがある。

 「パッティングで、しっかり打つ。若い選手を見ていて、気がついたことです。結果を恐れない。強い気持ちをもっている。毎年、どんどんそんな選手が増えてきた」。しみじみと感想を語った。その上で、「負けてはいられない。今年は3パットがちょっと多い気もするけど、それには理由があります。内容は悪くはありません。カップを狙ってオーバーして、返しのパッティングが入らない。そんな感じですから…。そのスタイルをきょうも変えずに行いました。おかげで、ラインとイメージがピッタリ。きょうはショットがいいし、ラインの読みが良かったと思います」。

 ところで、酒井といえば人気アイドルグループ、嵐の熱狂的なファンとして知られる。活動休止が発表されてから、どんな心境なのだろう。「悲しい感じでは見てはいない。(休止報道後)2年の期間を与えてもらったので、心の準備をします。でも、私はシーズン中。勝手に、嵐は東京で頑張っている。だから、私は熊本で頑張ろう、です。嵐へ恩返しができるよう、しっかりと成績を残したい」と笑っていた。

 せっかくのチャンス。逃すわけにはいかない。

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