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2010.10.8

SANKYOレディースオープン 第1日目

全美貞、朴仁妃が首位発進 1打差に不動ら5人

 2010年度LPGAツアー第27戦『SANKYOレディースオープン』第1日目が群馬県高崎市の吉井カントリークラブ(6,559Yards,Par72)にて開催された。

 天候:曇り、気温:22.9℃、風速:3m。秋らしい穏やかな天候となった大会初日。溶岩に囲まれた難コースに各選手が悲鳴を上げるなか、4アンダーでトップに立ったのは韓国の全美貞(ジョンミジョン)と朴仁妃(パクインビ)。1打差の3位には不動裕理、馬場ゆかり、有村智恵、服部真夕、アンソンジュ(韓国)の5名が続く。

 昨年大会に引き続き、今年も初日首位に立った全。開催コースは変わったものの、この大会との相性は抜群のようだ。「前半は良いショットが思い通りに打てていました。後半はミスショットが多くなったけど、今日は一日通してスイングが良い感じでした」と、おおむね満足といった表情。昨年は最終日残り2ホールで3打のリードを奪いながらもまさかの連続ダブルボギーで涙を呑んだだけに、今大会に雪辱を期する思いは強いはず。「(今日は)最後にミスショットが出たので、調整して明日も思った通りのプレーができればいいと思います」と、好スタートにも慢心することなく2日目以降の戦いを見据えていた。

 15番終了時までには6アンダーまでスコアを伸ばし、初日絶好のスタートを切るかにみえた朴だったが、16番でショットが乱れ出し、痛恨のボギー。17番でもショットが乱れ、ボールが岩の間に入り連続ボギー。「ショットが乱れてからはリカバリーが出来なくなり、満足出来ないゴルフになってしまいました」と首位発進ながらも後味の悪いラウンドとなってしまった。それでも「大きなミスでは無かったです。(明日へ向けて)まずはショットを安定させたいです。このコースはラフが長いので、ドライバーでのフェアウェイキープが大切ですから」とさほど気にしていない様子。明日は「ピンの位置やラフの長さも含めて、メジャー級のセッティングです」という難コースに立ち向かうためにも、ショットをいち早く修正し、立て直しを図りたいところだ。

3位タイ 不動裕理
「今日は1回しかラフにいかなかったです。後半は風があった割に良かったですね。(コースは攻めにくい?)ピンの位置がマウンドのきわどいところにあったりして難しかったです。(アウトとインで趣きが違う?)みんなそう言いますね。私はそんな感じはしなかったです。ただインコースの方がティーショットが打ちづらいですね。(33歳最後の試合ですが?)スタートが良いだけだと困りますからね。中だるみというか、2日目3日目にスコアを崩す傾向があって、今週は天気も悪いみたいなので、油断せずにやりたいです」。

3位タイ 馬場ゆかり
「先週は久しぶりにショットの調子が乱れて、調整しようと頑張ったのですが、一週間思い通りのプレーができませんでした。昨日の夜に思いついたんですが、ボールと自分との間隔が広がったので、こぶし半個分くらい詰めてみました。昨日パッティングでそうやって修正したら良かったので、今朝の練習場でもそれでいいショットが出ました。(今季初優勝は)狙っていきたいところですね。でも、コースは難しいですから…。フィーリングもいい感じなので、自信を取り戻しながらやればいいと思います」。

3位タイ 有村智恵
「今日は良いプレーをしたという気持ちにはなりませんでしたが、我慢していればいいことがある、と。こういうコースでは我慢も大事ですね。あと2日間あるので、良いスコアで回れるようにしたいです。ここのグリーンはバーディーチャンスにつけても良いラインがなかなかないので、精神的に落ち着いてしっかり打てるかが大事だと思います。ラフに入れてはいけないので、ショットの精度がいい人が勝つだろうなという印象です。今の調子でやっていければいいと思います」。

3位タイ 服部真夕
「(コースは難しい?)先週に続いてラフが長いので、フェアウェイキープしないとキツいですね。ティーショットがフェアウェイにいってれば、コースの距離はあまりないのでチャンスはあると思います。(今日のティーショットは?)前半は良かったですが後半は散らばってました。16番ではティーショットが右の溶岩に当たって、左に10ヤードくらい跳ねて戻ってきたり。(今日はツキがあった?)本当にそう思いましたね。明日は18ホール通してリズムを崩さずに出来たらいいと思います」。

3位タイ アンソンジュ
「ティーショットでフェアウェイを外してしまうことが多く、しのぎながらの我慢のゴルフでした。コースが難しいですね。(それでも3アンダー)ショットはブレていましたが、ショートゲームが良かったので何とかスコアを作っていけました。明日はまずティーショットでフェアウェイを外さないことが重要ですね。でも、ショットを曲げてしまっても今日と同じように、ショートゲームでスコアメイクできれば…とも思っています」。

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