1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. フジサンケイレディスクラシック 2日目

2011.4.23

フジサンケイレディスクラシック 2日目

アンソンジュが首位堅守、アンダーパーは3名に

 LPGAツアー『フジサンケイレディスクラシック』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の2日目が静岡県伊東市の川奈ホテルゴルフコース富士コース(6,464y par72)で開催された。

 天候:雨、気温:16.5℃、風速:2m。徐々に雨風が強くなる難コンディションのなか行われた2日目。各選手がスコアを落とすなか、首位スタートのアンソンジュ(韓国)が72のラウンドで通算4アンダーとし、首位を守った。1打差の2位にはヤング・キム(韓国)。1アンダーの3位には、主催者推薦選考会(マンデートーナメント)を通過して本大会の出場権を得た、山本薫里がつけた。

 「昨年3月以来の悪天候のなかでのラウンドでしたけど、緊張の糸が切れそうなところを我慢できました」と終盤の15番で3パットのボギー、続く16番はティーショットを曲げてボギーと1度は崩れかけた流れを、最難関の18番で値千金のバーディーを奪って止めたアン。「最後のバーディーは嬉しかったです。今日は守りのゴルフをしましたが明日も同じように守りのゴルフを出来たらと思います。チャンスが来たら掴みたいですね」と最終日も無理に攻めることはせず、虎視眈々とチャンスを狙い、確実に優勝を目指す。


ヤング・キム (2位:-3)
「疲れましたー(笑)。天気は良くなかったけど、夢中でプレーしていたら前半だけで4アンダーになっていました。後半になるにつれて風と雨が強くなって、気持ちがごちゃごちゃして出入りの激しいゴルフになったけど、チップインバーディーもあったので良かったと思います。(一時は単独トップに)順位を見て緊張気味になったけど、落ち着いて集中しようと思いました。今日は満足しています。(日本ツアー初勝利のチャンスですが?)誰が優勝するかはわからないので、明日も夢中になってプレーできればと思います」。

山本薫里 (3位:-1)
「(マンデートーナメントからの上位進出)まったく予想してませんでした。目標はベスト10入りと言っていたんですが、プロ入りして初めて川奈で予選を通って、それが3位なんてすごいです。(誰かからアドバイスは?)男子プロのグレゴリー・マイヤーにパットを見てもらったのが、結構大きかったと思います。細かく教えてもらったことが、今回の高麗グリーン攻略に必要なことだったので。(最終日最終組は)初めてなので、自分のゴルフができればいいです。たぶん緊張すると思うので、どこかでとんでもないミスがあるかもしれないと頭の中に入れているけど、プレーに集中できればいいと思います」。

飯島茜 (4位タイ:EVEN)
「最終ホールはナイスボギーだったと思います。入れちゃいけないバンカーに入ってしまったので、ダボもあるかなあ…と。イージーボギーだったので気持ち的には楽でした。毎年、川奈は相性がいいと思うんですけど、優勝できていないので、勝つつもりで頑張るだけです。明日はみんな伸びるでしょうし、首位のアンさんも落とすことはないでしょうから、とにかく伸ばせるだけ伸ばすだけです」。

西山ゆかり (4位タイ:EVEN)
「自分の気持ちとは裏腹に球が真っ直ぐいかず、緊張してるんだなと思いましたけど…最後まで一所懸命やることを心がけてプレーしました。今日一日堪えたと思います。(スタート前に)父からメールがありました。『頑張れ、酒が美味い』と(笑)。あと一日あるので、今日は飲み過ぎずに明日にとっておいてもらいたいです。最終日は自分のゴルフのスタイルは変えずに、ただ思い切ってプレーしていきたいと思います」。


2日目の競技終了後、30回目の開催を迎えた本大会への感謝の意を表し、小林浩美LPGA会長から日枝久大会会長へ記念品の贈呈が行われました。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索