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2019.7.4

ペヒギョン 雨を味方に急上昇

<Photo:Atushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー第18戦『資生堂 アネッサ レディスオープン』(賞金総額12,000万円、優勝賞金2,160万円)が7月4日、神奈川県横浜市・戸塚カントリー倶楽部(6,513ヤード/パー72)で開幕した。この日は、激しい雨の影響で3時間17分の中断。大会第1日、6アンダーでペヒギョンが首位に立った。2位タイは5アンダーのキムハヌル稲見萌寧。さらに3アンダー、4位タイで柏原明日架林菜乃子など5人が続く。(天候:雨 気温:22.5度 風速:5.7m/s)

 アウトコースは、ぶっつけ本番。ペヒギョンが快進撃を披露した。6バーディー、ノーボギーと素晴らしいプレーの連続。チャンスをことごとくものにする。ところが、意外なことを明かした。「腰痛があって、無理をできない」。というわけで、はじめてのコースだけど、練習ラウンドはインだけでした」と苦笑まじりである。

 加えて、1番終了後、降雨のために3時間以上の中断があった。「雨がとにかくすごい。でも、再開後は雨のおかげでボールが止まりました。アイアンショットの調子が良かったし、きょうは雨のおかげです。久々にいいプレーができて、本当にうれしい」と天を見上げながら、語っている。

 初ラウンドの前半で2バーディーを奪取。これが不安を吹き飛ばす、勢いに変わった。今年は、第1日でいいスコアをなかなかマークできない。もっか、賞金ランキングは21位でも、優勝争いが少ない要因のひとつだ。それだけに、この日のプレーは自信回復の特効薬となった。

18番は140ヤードの第2打を3メートルにつけ、バーディーフィニッシュ。表情に余裕がうかがえる。「プライベートで雨はイヤだけど、ゴルフなら別。雨の日のプレーには自信がある。きょうは、修正するところがない。ゆっくり休んで、あすに備えます」と締めくくった。雨を味方に上昇急。ショットだけではなく、25パットもお見事でした。


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