2019.7.5
ペヒギョンの極意 果報も寝てつくる
<Photo:Atushi Tomura/Getty Images>
LPGAツアー第18戦『資生堂 アネッサ レディスオープン』(賞金総額12,000万円、優勝賞金2,160万円)大会第2日が7月5日、神奈川県横浜市・戸塚カントリー倶楽部(6,513ヤード/パー72)で行われた。この日も好調だったのは、ペヒギョン。通算10アンダーへスコアを伸ばし、決勝ラウンドを迎える。通算8アンダー、2位タイはイミニョン、キムハヌル、永井花奈。(天候:曇り 気温:24.5℃ 風速:2.9m/s)
ペヒギョンの好調には、理由がある。最終ホールの9番、この日もっとも短い50センチのバーディーパットを沈め、通算10アンダー。「きのうに続き、パッティングが良かった。スタートの10番で、5メートルのバーディーパットが入ったから、いい流れに乗ることができた」といい、6番で沈めた、10メールのバーディーもギャラリーから「すごい」のどよめきがあがった。チャンスを迎えると、集中力がすごい。
「きのうから、コンディションはベスト。疲れを残さないよう試合中、最低8時間の睡眠をとるようにしているから。いい眠りがバーディーの原動力です」と語っている。コンディション作りを披露した。ちなみに、日本の『寝る子は育つ』ということわざがある-ことを聞いてみる。そうすると、うれしそうに、「子どもの頃から、よく寝ていたらしい。大人になった今も、状況にかかわらず、どこでも寝ることができる。だから、疲れが残らないのですよ」。
韓国では、アマチュア時にプロの試合で1勝、プロ転向後、1勝を挙げている。ただ、日本の1勝を含め、計3勝はいずれも3日間大会で、最終日の逆転だという。というわけで、「4日間大会で、優勝したい」と熱望する。しかも、完全優勝なら文句なし。今夜も枕を高くして、決勝ラウンドへ備える。 (メディア管理部・鈴木 孝之)
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