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2011.10.9

SANKYOレディースオープン 最終日

アンソンジュが大会連覇、2年連続の獲得賞金1億円突破

 2011年度LPGAツアー『SANKYOレディースオープン』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)の最終日が、群馬県高崎市の吉井カントリークラブ(6,674Yards/Par72)で開催された。

 天候:晴れ、気温:21.7℃、風速:2.9m。2日目と同様、好天に恵まれた大会最終日。首位タイからスタートしたアンソンジュ(韓国)が4バーディー・2ボギーで通算9アンダーまでスコアを伸ばし、後続の追い上げを振りきって今季4勝目を挙げた。アンはこの優勝により2年連続で獲得賞金1億円を突破した。2打差の2位タイには大山志保、全美貞(ジョンミジョン・韓国)、イジウ(韓国)の3名。アンと同じく首位スタートの大城さつきは6アンダーの5位タイとなった。

 この日のアンは「前半にチャンスが来なかったので、これは守りのゴルフが必要だと思いました」と振り返るとおり、6ホール目まではバーディーが決まらず我慢のゴルフ。7番でこの日最初のバーディーを沈めたものの、その後も9番、12番と2つのボギーを喫するなどスコアを伸ばしきれず、一時はこの日猛チャージを見せた大山に首位を譲る場面も。それでも「ギャラリーからの声援も多くそれが励みになりました」という後半は、16番で2打目を1.5mに乗せてバーディー。続く17番も「大山さんが7アンダーで終了していたのを見て、緊張しましたが、17番でティショットを打つ前に落ち着こうと思ってプレーしました」と、冷静なプレーで難なくバーディーを奪い優勝を決定づけた。

 この優勝により、2年連続で獲得賞金1億円を突破。昨年と同様に賞金女王レースをリードする形となったが、「賞金女王というのはこれからも皆さんから聞かれると思いますが、それより自分のゴルフをしっかりしていくこと。自分が毎週やることに集中してきたので、これからも集中してやっていきたいです。私は韓国人ですが、日本を代表する選手になっていきたい。日本語も勉強中ですし、ファンの方々からも多く声をかけていただいているので、日本一筋と考えています。そして、日本をもっと盛り上げていきたいです」と、日本ツアーでのさらなる活躍を宣言した。


大山志保 (2位タイ:-7)
「(今日のラウンドで悔やまれるところは?)16番のボギーですね。他のホールで一度ティーショットを右にミスしていて、それが頭をよぎったんです。それで左に引っかけてしまって…。そこ以外は、パーフェクトに近いゴルフができました昨日キャディーさんに『ショートパットの時に手が止まってフォローが出ていない』と言われて、そこに注意したら今日はいいロングパットが決まったし、短いのも外さなかったですね。少しづつですが、一歩一歩上がることはできているので、次が自分でも楽しみです。一打の重みを積み重ねて、もっとやっていきたいですね」。

全美貞 (2位タイ:-7)
「後半のチャンスにつけたところでバーディーを取れなかったのが、(優勝を逃した)原因ですね。また来週からも優勝を目指して頑張るだけですね」。

イジウ (2位タイ:-7)
「全体的にショットの調子がよく、チャンスで決めることができたのでよかったです。(優勝まであと一歩、今後の目標は?)ミスショットを減らすことですね。それができれば、いずれ結果もついてくると思います」。

大城さつき (5位タイ:-6)
「前半はバーディーが入らずのパーが続いたので、待てばバーディーも来ると思って、我慢のゴルフでした。15番(3パットでボギー)は下りのスライスで、先に打ったアンさんのパットが思ったよりも切れていたので、大き目に読んだら、あまり切れなかったですね…。今週まで3試合出てなくて、その前も予選落ちが続いていたので、なにをすればいいのか…と思っていたんですが、今日最終組で回ることができて自信がつきました。来週からは全部出場するつもりです」。

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