2019.7.14
稲見萌寧が2位 『ダイヤモンドになる』
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
ニッポンハムレディスクラシック 桂ゴルフ倶楽部(北海道)最終日
自己ベストの2位タイ。稲見萌寧は、同世代のS.ランクンのLPGAツアー初優勝を祝福した。「先にやられました。本当は私が、同い年のダイヤモンドになる予定でしたけど…」と1日を振り返る。ちょっと、気になったのはダイヤモンドという言葉だ。1999年生まれの19歳。今月29日には、20歳を迎える。
今、プロゴルフ界のトレンドは世代。黄金世代は一般ファンに浸透した。そして、2000年生まれのプラチナなど、次々とわくわくするネーミングが飛び出してくる。しかし、稲見の世代は、これといったものがない。はざま世代と呼ぶ人も…。「あまり、意識はしていない。はざま世代のダイヤモンドになる。それも、シーズンを通して輝くダイヤモンドです」と頼もしい。
この日はランクンと同組。「グリーンで同じようなところについて、微妙なラインでも、うまく決めていました。それと比較すると7、10番など、私はラインを読み切れずにチャンスで外している。そのあたりの差です。悔しいけど、私も良いリカバリーが3つぐらいあった。でも、その前のミスを防止すればいい。もっと頑張らなければいけませんね」と分析する。
シーズンは後半へ突入したばかり。次週もチャレンジだ。切磋琢磨を重ね、実績を積み重ねれば、黄金よりもダイヤモンド-と呼ばれる日がやってくる。
(メディア管理部・鈴木 孝之)
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