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2012.3.30

ヤマハレディースオープン葛城 1日目

強風のなか、服部真夕が唯一のアンダーパーで首位発進

 2012年度LPGAツアー第4戦『ヤマハレディースオープン葛城』(賞金総額1億円、優勝賞金 1,800万円)の初日が静岡県袋井市の葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(6,587Yards/Par72)で開催された。

 天候:晴れ、気温:17.1℃、風速:5.6m。強い春風が吹くなかスタートした初日。難コンディションにスコアを崩す選手が続出するなか、服部真夕が4バーディー・1ボギーの69をマークし、単独首位に立った。3打差の2位タイには茂木宏美、上原彩子ら5名がつけ、アンダーパーは早くも1人となった。

 他の選手がボギーを打つなか、「ピンチらしいのは無かったです。惜しいパットが何度か入りそうで入らなかったです」と前半は全てパーのイーブンで折り返した服部。11番(パー3)で1オン3パットのボギーを叩いたが、結局ボギーはこの1ホールのみ。その後は「パットがしっかり入ってくれましたし、ショットも付いてくれました」と12番では1.5mにつけてこの日初のバーディーを奪うと、14番では50cm、15番では3.5m、16番では6mを決め、3連続バーディー。「私もここまで伸びると思わなかったです。自分でもビックリ」と会心のラウンドで、この日唯一のアンダーパーをマークした。

 強風下のラウンドだったが「(師匠の岡本綾子プロに)思いっきり振るだけじゃなくて、抑えるところはしっかり抑えるようにと言われました。スプーンで刻むのではなく、ドライバーでしっかり抑えたショットを打てるようにと教わりましたが、今日は言われたように打てたと思います」と、師匠のアドバイスを忠実に守り、好結果につなげた。「開幕3試合はいい滑り出しでしたけど、首位からスコアを伸ばせなかったりと、思い切ったプレーを3日間できませんでした。明日は天気が悪いので、その中でスコアを崩さず、今日みたいに自信を持ってやっていきたいです」。2日目は午後から強風と大雨の予報だが、服部は攻めの姿勢を崩さない。

上原彩子 (2位タイ:イーブン)
「本当に難しいコースなので、17番のボギーは悔やまれますけど、あと2日間あるので頑張りたいです。だんだん良くなっていると思うので、明日以降も頑張りたいです。ただこのコースは難しいのでマネージメントを大切にしないといけない。良い感じでいっていても簡単に流れが変わってしまうので」。

諸見里しのぶ (7位タイ:+1)
「良いバーディーパットが沢山あったんですけど、パット数が38で。左2mでもジャストタッチだとカップ3つは外さないといけないような…。ちょっとしたかみ合わせ。ショットは良くなっていて、今年1番自信につながるラウンドでした」。

斉藤愛璃 (7位タイ:+1)
「ショットがどこに行くか、悪くても、乗らないならどこからでもアプローチで寄せればいいと考えるようにしました。今日はアプローチとパターがよかったです。(オープンウィークは)トレーニングとラウンド練習をしていました。(初優勝後、連続予選落ち)結果を残したい、いい成績を残したいという気持ちが空回りしていました。この2週間で気持ちを切り替えて、初心に帰ってひとつひとつ自分のできることをしようと(気持ちを)切り替えました」。

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