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2012.4.8

スタジオアリス女子オープン 最終日

佐伯三貴が残り3ホールで4打差を逆転し、今季初優勝

 2012年度LPGAツアー第5戦『スタジオアリス女子オープン』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)の最終日が兵庫県三木市の花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース(6,483Yards、Par72)で行われた。

  天候:晴れ、気温:12.3℃、風速:4.2m。絶好の天気に恵まれた最終日。残り3ホールで4打差を追う佐伯三貴が単独首位でスタートした申ジエ(シンジエ・韓国)を逆転。劇的な逆転勝利で今季初優勝を飾った。序盤でスコアを伸ばして独走態勢を築いた申は、終盤スコアを崩して1打差の2位。4打差の3位にはアマチュアの比嘉真美子が入った。

 完全に独走状態と思われた展開からの大逆転。序盤から安定したゴルフを展開し、スコアを3つ伸ばしていた申は、残り3ホールで2位の佐伯に4打のリード。しかし逆転劇はここから始まった。
まずは16番パー5で佐伯がバーディーを奪い、3打差。続く17番パー4では、申がアプローチを2度もミスして痛恨のダブルボギー。その差は一気に1打に縮まり、決着は最終ホールへもつれ込んだ。最終18番パー4はセカンドショットが池越えになる難ホール。ティーショットをフェアウェイにつけた佐伯のセカンドショットは残り165ヤード。「もうバーディーしか無いと思って集中していました」という7番アイアンのショットはピン奥5mについてバーディーチャンス。対する申のセカンドショットはグリーン奥にこぼれたものの、アプローチを1.5mにつけてパーパットを残した。佐伯のバーディーパットは下りのフックライン。しかしこれを見事に沈めて、渾身のガッツポーズ。これで申にプレッシャーをかけると、申のパーパットは惜しくも外れ、勝負あり。僅か3ホールでの大逆転劇だった。

 「最高ですね。申さんは素晴らしいプレーをしていたし、隙もなかったので、正直優勝は無理かと思っていました。でも17番で初めて申さんに隙が出て、私も17番でバーディーパットをオーバーに打てたので、これはまだわからないと思いました。18番では良く集中できましたし、ゴルフって本当に最後までわからないんだなと改めて感じました」と鮮やかな逆転勝利を振り返った佐伯。「昨年は腰を痛めてシーズン後半は残念な結果でしたし、今年のシーズンオフも満足のいくオフが過ごせなくて…。調子は上がらないし、手探り状態の中で、(コーチの)父とも喧嘩しましたし、自分のゴルフの気持ちが上がらないまま、もう私は勝てないんじゃないかと思ったり、悪循環で…」と昨年後半から不調に陥っていたが、「(同郷の)倉本昌弘プロと“ゆっくり”というテーマを持ちながら、リラックスして出来るだけ笑顔でリズムを掴みながら練習をしているうちに、ゴルフが楽しく思えるようになりました」と先輩プロの助言を機に徐々に調子を上げ、ついに優勝という復活を遂げた。
 「今年は複数回優勝して、1億円プレーヤ-になるのが目標です。こうして勝つことが出来て自信になりましたし、もっともっとショットのレベルを上げて、スキルアップを目指し行きたい」と更なる目標を掲げ、今後もツアーを盛り上げる。

申ジエ (2位:-6)
「楽しい試合でした。今日は出だしが良かったし、一生懸命自分のゴルフをしようとしましたが、後半は集中力が切れて残念でした。佐伯選手は良いプレーをしていたので優勝したんだと思います。(17番の3打目は)場所は悪くなかったんですが、芝が逆目だったので難しかったです。(18番は)やはりゴルフはパッティングだという場面でした。(1.5mのパーパットは)プレッシャーはありましたが、タッチも良かったし、後悔はありません」。

比嘉真美子 (3位:-3) ベストアマチュア
「最終日にスコアを伸ばせないというのは優勝争いできないということなので、それが今の私の実力だと思います。(攻撃型のプレーは?)そういうプレーを目指していたんですけど、ティショットもセカンドもショットにミスが出てしまいました。(佐伯選手と申ジエ選手と回って)私とは違って勝負どころで入れてきます。重要な場面で私は外してしまうんですが、お二人は入れてきますので、その辺がすごく違うところだと思います。今回見えたアプローチという弱点を克服して、次に臨みたいと思います」。

有村智恵 (5位タイ:イーブン)
「前半は全く感触が良くなくて、昨日まで掴みかけていたものがおかしいなって思うような状況だったんですけど、後半になってだいぶ取り戻せました。昨日まで意識しすぎていたものが、過剰になっていた部分もあって、後半それに気づいて上手く対応できたのが良かったと思います。後半伸ばせたということ、(後半)ボギーを打たなかったということで、一週間完走したという感じです。やっと試合が終わったという感じになれたので、早く次の会場に行きたいです」。

諸見里しのぶ (5位タイ:イーブン)
「最終日に崩れていたので、今日1アンダーで上がれて順位が上がったのは自信になりました。少しずつ手応えや自信が戻ってきているので、来週もこの感じでいきたいです。悔いが残るのは17番のボギーです。イージーアプローチを寄せられなかったので、悔しいのはそのボギーですね。(久しぶりのトップ10)すごく緊張しましたが、その緊張感を利用して優勝のシミュレーションをしながら回れました。(次は優勝?)流れがくればチャンスは来ると思うので、それを掴みたいですね。来週は好きなコースなので、初日頑張れればいけるんじゃないかな」。

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