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2012.6.29

日医工女子オープンゴルフトーナメント 1日目

全美貞が6アンダーで単独首位発進

 2012年度LPGAツアー第17戦『日医工女子オープンゴルフトーナメント』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)の大会1日目が、富山県富山市の八尾カントリークラブ(6,502Yards/Par72)で開催された。

 天候:晴れ、気温:28.3℃、風速:3.4m。強い日差しが照りつける夏日となった大会初日。6バーディー・ノーボギーの66をマークした全美貞(ジョンミジョン・韓国)が単独トップに立った。2打差の2位タイには先週優勝した服部真夕と林綾香が続いている。ディフェンディングチャンピオンの上原彩子は3オーバーの69位タイ。

 今季4度目の首位発進となった全美貞。「前半はショットが良くなかったのですが、良いパーが取れていて、6番で長いバーディーパットが入ってから流れが良くなりました。パッティングもショットも距離感も良くなって後半たくさんバーディーを取れました」と会心のラウンドに本人も納得の表情。今季は出場14試合中、トップ10入りが11回(1勝含む)と抜群の安定感で現在賞金ランキングもトップ。明日以降に向けては「グリーンは硬いので、距離感が重要だと思います。今日はパッティングのタッチが良かったし、大きなミスもなくなく良いパーセーブが出来ました。先週は今までで一番パッティングが悪かった試合でしたが、練習を集中してやったら良くなったので大丈夫です」と早くも今季2勝目を見据えた。

 一方、前週、18番の劇的なイーグルで逆転優勝を飾った服部真夕が首位と2打差の2位タイ発進。前週の勢いそのままに、最終ホールをバーディーとするなど、この日も好調のプレーで5バーディー・1ボギーの68をマーク。「(18番・パー5のセカンドは)手前からすごい跳ねて乗っていきました。まさか乗っていくとは。ロングは楽に取りましたし、フェアウェイが思ったところに打てていたので、乗せられたのが良かったと思います」と好調をアピール。「先週のことは、先週と思っていたので、いつまでも浮かれていられないですし、気持ちも新たに臨んだので、こういう結果が出て良かったです。3日間安定したプレーで、しっかり伸ばしてプレーするのが今後の課題でもあるので、ミスをミスに繋げないゴルフをしていきたいです。その中で、勝ちに繋がれば良いですが、まずは一日一日を大切にやっていきたいです」と自身の目標であるシーズン複数回優勝も視野に入れ、残りの2日間に臨む。


林綾香 (2位タイ:-4)
「68ストロークは今年のベストです。1ショット1ショット気を引き締めて、トータルスコアを考えないようにしてました。(今回は弟でプロゴルファーの林照大がキャディを務める)17番で弟に『自分はどこからなら一番パーが取りやすいか』って言われて、私はただ距離を測ってそこに狙うようにしか打ってなかったので、“そんな風に考えてゴルフをしたことはなかった、こういう風に考えてやるんだ”と思いました。弟は去年プロテストに受かってるので、技術的なことはアドバイスしてもらってます。去年からスポンサーさんにもついてもらって、自分一人でやっても何もできないし、みんながあっての自分だと考えるようになりました。今週は弟のアドバイスをちゃんと聞いて3日間回るのが目標です」。

河野美桜 (4位タイ:-3) ※アマチュア
「(今大会には推薦出場)推薦してもらえたので、なるべく予選を通って最終日までいけたら、と思っていました。昨日までパターのタッチが合わなくて不安だったけど、今日はタッチが合って危ないところも入ってくれて、ボギー1個でまわれたのでよかったです。プロの試合では初めてアンダーが出ました。『試合で思い切りやってこい』と両親に言われていたし、今までの練習(の成果)が出せたかなと思います。(憧れの選手は)工藤遥加さんです。2、3回一緒に回らせてもらって、攻めるゴルフとか強気のパッティングとか、決めなきゃいけないところで決めるところがすごいなと思いました」。

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