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2019.9.7

さやかと彩華 高橋の悲願

<Photo:Toru Hanai/Getty Images>

ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント GOLF5カントリーサニーフィールド(茨城県)第2日

 彩華と書き、さやかと読む。黄金世代の高橋が意外な悩みを打ち明けた。「人生の半分、あやか−で生きてきた。あまりに、あやかと言われるから、登録名をひらがなにしようかなぁと考えています」という。その上で、「私は、さやかだということを覚えていただきたい」と語った。となれば、LPGAツアー初優勝でアピールすることが、もっとも効果的。

 8バーディー、1ボギーの65をマークした。前日の34位タイから、5位へ一気に上昇。自身のベストスコアを更新した。「4つのパー5ですべてバーディーをとれた。その内、3ホールでグリーン近くまで第2打を寄せ、いい波に乗れたと思います」と分析する。特に、ショートゲームでさえをみせた。「7番のアプローチが良かった。グリーン奥の深いラフから、ふわっとボールを浮かせ、ピタッと30センチについたから。最高に気持ちが良かった」と興奮気味に語っている。「ラフが深いから、開幕前から練習していたショットです。試合で成果が出たことが満足ですね」。これこそ、プロで良かったと感じる瞬間だった。

 かつて、アマチュアランキング1位の実績もある。素質は非凡。実力しだいで全国区の知名度を得られるのは、かつてないスポットライトを浴びる、現在のLPGAツアーなればこそ、だ。

(メディア管理部・中山 亜子)

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