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2012.9.1

LPGAレジェンズチャンピオンシップルートインカップ 最終日

 2012年度LPGAレジェンズツアー公式戦 『LPGAレジェンズチャンピオンシップルートインカップ』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)の最終日が、長野県上田市の上田丸子グランヴィリオゴルフ倶楽部(6,151Yards/Par72)で開催された。

 天候:晴れのち曇り、気温:28.4℃、風速:3.5m。昨日までと違い、時折秋らしい風も感じられた最終日。初日から首位を守ったツアー通算41勝の森口祐子が、通算7アンダーでレジェンズツアー初優勝を飾り、史上初となる公式戦4冠を達成した。1打差の2位には2日目トップタイの鎮西まゆみ。通算4アンダーの3位にはレジェンズツアー・ルーキーの三橋里衣が入った。

 前半を終えトップに立ったのを確認した森口は、10番、11番ホールもバーディーを奪い一時は2位に3打差をつけ独走態勢に入ったかにみえた。しかし、鎮西も11番ホールから3連続バーディーを奪い、13番でボギーを叩いた森口と並んだ。「勝てるかもしれないと思ったけど、夢に終わったか」と諦めかけた森口は、16番ホールのセカンドで会心のショット。「上がり3ホールの組み立てとして16番さえボギーと打たなければいいと思っていた」と難ホールを切り抜け、最終18番ホールでも見事バーディーを奪い、18年振りの優勝を飾った。「この年齢になってもゴルフって長くできるゲームなので、最初のうちはみんな勝ちたいって思うわけですけども、でもある年齢になるとゴルフの楽しみっていうのが変わってきたりもするわけですね。実際に自分で活動するよりも、ジュニアの成長を見たり、お手伝いできることがあったり、戦うってだけじゃなくって違うゴルフの意味とか意義を一緒に共有してくれる仲間がどんどん増えていくんですよ。だけど、レジェンズカップを作っていただいて個人的には昔の過去のやってきた舞台に戻るっていうのがすごく私的には勇気がいったんですよ。『あれだけやってる人間がどれだけできるの』って自分で試されてるって感じがしました。(今大会の)1回目にチャンスがあって、今年も45歳からと年齢層が厚くなったけど、今週こんなにうまくいくと年齢を重ねても忘れたことを思い出させてくれますね。1回目島袋さん、2回目高さん。その中で一緒に名前を残せたというのがうれしい」と、18年振りに伝説の感動が、今蘇った。

鎮西まゆみ (2位:-6)
「1番ホールから(カラーから)3パットボギーで『こんなもんだよな』と逆に気を落ち着かせてました。森口さんも野呂さんも昔テレビを見ていた選手と優勝争いしてたので、そのお二人と優勝争いが出来て幸せだなぁと思ってラウンドしてました。やっぱりベテラン選手は淡々とプレーされてました。私もああいう人みたいにゴルフが出来るようになりたいですね。15番でトップに立って(速報)ボードも冷静に見られましたけど、『これが入れば優勝できるかもしれない』と16番で思ったのが逆にプレッシャーになったのかな。でも連日アンダーでラウンドできたのが大きいです。本当にいい経験になりました」。

三橋里衣 (3位:-4)
「2番のイーグルはバンカーの手前のラフからフライヤーを計算して打ったら上手く寄 りました。1メートルぐらい。近くてビックリしました。最後(18番ホール)もバーデ ィーパットが2歩ぐらいで、ボード見たら『入れたら単独3位じゃん』って思って、思い っきり狙って打ちました。いい感じで終えられたんで、来週もレギュラー頑張ります」。

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