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2013.3.29

アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 1日目

地元宮崎出身の大山志保が4年半ぶりの首位発進

 2013年度LPGAツアー第4戦『アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI』(賞金総額8,000万円、優勝賞金 1,440万円)の初日が、宮崎県宮崎市のUMKカントリークラブ(6,470yard/par72)で行なわれた。

 天候:くもり、気温:18.8℃、風速:1.9m。穏やかな曇り空のもと行なわれ、バーディー合戦となった1日目。地元宮崎出身の大山志保、木戸愛、O.サタヤ(タイ)の3名が5アンダーの67をマークしトップに立った。1打差の4位タイに香妻琴乃、ウェイユンジェ(台湾)、野村敏京、菊地絵理香、アンソンジュ(韓国)、森田理香子の6名が続き、さらに1打差の10位タイに8名がつける大混戦となっている。

 地元・宮崎県民の大声援に後押しされ、2008年の『伊藤園レディス』以来4年半ぶりとなる首位発進を決めた大山志保。「朝は緊張しましたけど、本当にギャラリーの声援が心強く、いつものプレー以上のものが出せました」と興奮気味。「今日はショットが良くて、ほとんどがバーディーチャンスでした」と13番ホールまで5つのバーディーを奪った。14番ホール・パー4ではティーショットを左に曲げ、あわやOB。「あと1mくらいでOBでした。でも何とかスイングが出来ました」と2打目を残り40ヤードまで運ぶと、「今日一番気合が入りました」とアプローチ後の4mのパーパットを決め、会心のガッツポーズ。

 「気持ちが凄く乗りました。地元で試合を開催して頂けることに感謝しながら、いい成績を出して、長く宮崎で大会を続けて欲しいと思いながらプレーしました。今日は本当に声援が凄くて…。宮崎人に生まれて良かった」。2009年夏に左肘を痛め、ツアーから離脱。翌2010年夏に復帰し、2011年10月には復活優勝を果たしたが、2012年開幕前に肘痛が再発。その年は7月までツアーに参戦することが出来ず、シード権を落としたが、11月のファイナルQTで上位に入り、2013年のツアー出場権を獲得。「オフの時から地元開催のこの試合にピークが来るように、照準を合わせて練習していました」と今大会にかける思いは誰よりも強い。「今季2戦はここ何年無いくらい、パッティングが悪くて。ショートするのが一番嫌なのに、打てませんでした。私はショートするくらいなら、2mオーバーしたほうが良いタイプ。今週は悔しくて、パターの練習ばかりしていました」。練習の効果は表れ、本来の強気のパッティング、そしてトレードマークの派手なガッツポーツが蘇った。「コンディションは良いです。試合に出られるのは凄くありがたいですし、いつ何が起こるのかわからないので、明日も今日のように攻めて行きたい」と明日以降も地元の声援を背に突き進む。

木戸愛 (1位タイ:-5)
「先週はなかなか思うようにパッティングが打てなくて、入ってくれない苦しい展開で予選落ちをしました。悔しかったですが、パッティングのフィーリングを戻して、初日からいいスタートを切れたのはモチベーションがあがります。先週悩んだなか、今週整えられたのはいい状態であると感じています。フェースを低くスイングするようにしました。(飛距離がすごく伸びた?)去年より10~15ヤードは伸びていると思います。距離には魅力を感じていたので、恵まれた体もあるので、しっかり取り組んでいきたいと思います。今日は最終ホールのティショットはすごいいいボールを打てたので、明日に繋がると思います」。

O.サタヤ (1位タイ:-5)
「(今シーズンは開幕戦のダイキンオーキッドから調子がいいけど?)アイアンが曲がらないし、ドライバーの距離も出ているし、ウェッジもいい感じです。(オフは)バランスボールの上に立ってボールを打つ練習をしました。リズム良くプレーをすることが出来るようになりました。いつも通りのリズムで明日以降もプレーをしていきたいです。結果を気にするのは嫌なので」。

森田理香子 (4位タイ:-4)
「(今日は)満足です。最後にバーディーが獲れて終わることができて良かったです。今は曲がらないので安心して振れているのが大きいです。だからグリーンも外さないですし、外してもアプローチがいいので。パターが入らないこともありましたが、ショットがいいので。(安定して上位にいますが?)明日もこのくらいのスコアで上位で最終日を迎えられれば、チャンスも出てくると思いますし、明日は無理せず獲るところをちゃんと獲っていきたいです」。

菊地絵理香 (4位タイ:-4)
「(好調が続いていますが?)結果を見ればそうですけど、内容的には…。アイアンは結構いい感じに打てているんですが、ドライバーが振れていないし。パットも短いのを外しているのでもったいないです。(良くなった要因は?)飛距離も去年から伸びていますし、パットが入っているのがスコアが出ている要因ですかね。パターの長さも変えて、スタンスも変えたのがいい方向に行っています。(そろそろ優勝も?)どうですかね。あまりそんな感じはないんですけど、ボギーを打っても焦っていない、そういう部分が大きいと思います」。

香妻琴乃 (4位タイ:-4)
「去年から1年間悪かったショットを修正してきた成果が初日からでてくれたという感じでした。アドレスからフェースが開きながら上がってしまって、オーバースイングで体が開いてしまう。それに今まで120パーセントで振っていたのを90パーセントで振るようにしています。昨日からショットの調子が良くなっていたので、バーディーチャンスもありましたし、それをいかせたと思います」。

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