2019.10.26
小祝さくら 不思議な不思議な66を解説
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
NOBUTA GROUP マスターズGCレディース マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県)第3日
小祝さくらが好スコアにかかわらず、悩んでいた。「きょうはショットが良くない。でも、パッティングでカバーできた」という。7バーディー、1ボギー、66。49位タイ→28位タイ→6位タイへジャンプアップしているにもかかわらず、だ。
確かに、第3日のパット数は出場選手中、最少の25。なるほど、パッティングがは好調である。とりわけ、7番のバーディーはお見事。「10メートルくらいです。まさか、入るとは思わなかった」と控えめに振り返った。それだけに、ショットの精度が上がらなかったことが、歯がゆい。「思ったようなボールが打てない。右に行ったり、左に行ったりしていた」と首をひねっている。
ただし、これがゴルフの不思議な一面だ。「ショットが良くないのに、スコアが出ることもある。日本女子オープンでは、ショットが良くても予選落ちでしたから…」。首位とは7打差がある。しかしながら、「この大会は賞金額が大きい。あすは、みんなが猛チャージしてくる。セカンドショットでしっかり攻めて行く。おそらく、ピンポジションが振られると思うけど、逃げずにプレーします」と締めた。
淡々と静かに闘志を燃やしている。
(メディア管理部・鈴木 孝之)
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