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2013.4.6

ヤマハレディースオープン葛城 3日目

難コンディションの中、イボミが単独首位浮上 大山志保が2打差で追う

 2013年度LPGAツアー第5戦『ヤマハレディースオープン葛城』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)の大会3日目が、静岡県袋井市の葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(6,549Yards/Par72)で開催された。

 天候:曇りのち雨、気温:18.4℃、風速:5.4m。時間とともに雨と風が激しさを増していった大会3日目。難しいコンディションにスコアを崩す選手が多い中、2位タイからスタートしたイボミ(韓国)が、3バーディー・2ボギーの71とアンダーパーをマークし、単独首位に立った。2打差の2位に大山志保。3打差の3位タイに横峯さくら、佐伯三貴、黄アルム(韓国)、リエスド(韓国)の4名が続いている。

 悪天候のなかスコアを1つ伸ばし、単独首位に立ったイボミ。序盤は「3番、4番で下りのパットを残してしまい、(フェースに当てるだけの)バントのようなパットでしたが、うまく決まってくれました」と難しい下りのフックラインを立て続けに決め、連続バーディー。その後は次第に雨風が強くなってきたが、「フェアウェイキープすることを意識してプレーしました」と安定したドライバーショットで確実にフェアウェイをキープ。13番・パー4では、あわやイーグルかというスーパーショットでバーディーを奪い、一時は通算9アンダーまでスコアを伸ばした。終盤こそスコアを落としたものの、大荒れのコンディションのなか「スコアを守れて良かった」と堂々の単独首位浮上。「明日も風が強いみたいなので、このスコアを守れるよう、しっかりと備えたいです」と今シーズン初優勝へ狙いを定めた。

 そのイボミを最終日2打差で追う大山志保。難コンディションに疲れ果てているかと思いきや「風がすごく好きなので、今日は面白かったです!」とホールアウト後は満面の笑顔。「風が強い日は、自分の得意なパンチショットを試せるチャンスなので大好きです」と語ったように、時間と共に強まる風は全く苦にならなかったが、「雨は好きではないです…寒いのも苦手です。今日は5枚着てプレーしました。」ともう一つの敵である雨には若干苦しめられた様子。幸いにもこの雨は朝には止み、最終日は大好きな風がコースを吹き荒れる予報。「明日も風が強いみたいなので、得意のパンチショットを活かして戦っていきたいです」。風を味方につけ、狙うはもちろん2011年以来のツアーVだ。


横峯さくら (3位タイ:-4)
「この風の中では頑張ったと思いますが、5~6メートルの上りのパットが打ち切れていない。これを打たないと上位にはいけないです。全体的にいいショットを打てる時と、悪いショットを打つ時があって、バラつきが目立つので、そこをしっかりとやりたいです。(日に日に良くなっているようですが?)そうですね、明日もう一回あるので、最後まで自分のプレーを出来るように頑張りたいです。3打差はちょっと遠いと思いますけど、いい結果を出せれば。自分のプレーに徹したいです」。

佐伯三貴 (3位タイ:-4)
「今日はセカンドショットがチャンスについていないけど、グリーンキャッチはしています。長いパットが入ってくれましたね。10番(のバーディー)は10メートルちょい。(こういう天候の時は)欲をかかないことですね。風は好きじゃないですけど、(水曜日の)プロアマの時も吹いていたし、気にはならないです。明日はしっかりと悪天候に慣れていければ。チャンスと思って、風邪を引かないように気をつけたいです」。

黄アルム (3位タイ:-4)
「予選を通ったので、今日は今まで怖がっていた攻撃的なプレーをしようと心がけたことが結果的によかったです。風が吹いたりすると心配だけど、風を読んでしっかりと攻めました。このコースはいいイメージがあって好き。相性はいいと思うので、元気を出していきたいです」。

リエスド (3位タイ:-4)
「今日はダブルボギーやボギーを打ってしまったけど、内容的には悪くないので気にはしていないです。明日は誰が優勝してもいいように、強い気持ちで戦いたいです」。

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