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2013.6.9

ヨネックスレディスゴルフトーナメント 最終日

表純子、7年327日ぶりの嬉し涙

 LPGAツアー第14戦『ヨネックスレディスゴルフトーナメント』の大会最終日が6月9日(日)、新潟県長岡市のヨネックスカントリークラブ(6,336Yards/Par72)で開催された。首位タイからスタートした表純子が通算10アンダーまでスコアを伸ばし、7年327日ぶりとなるツアー通算3勝目を挙げた。2打差の2位には森田理香子、3打差の3位には笠りつ子が入った。(天候:晴れ、気温:22.7℃、風速:1.1m)

 最終組の一つ前、4人が首位に並ぶ混戦のなかスタートした表純子。「朝はあまり緊張はしなかった」と話したとおり、序盤からキレの良いショットで次々とチャンスを作ると、3番、4番で連続バーディー。スコアを落とす後続を突き放し、早くも試合の主導権を握る。しかし後半に入ると、森田理香子が猛追。それでも「理香子が来た来たと思った」と表も必死の粘りを見せ、難関の17番をパー。2打のリードで18番・パー5を迎えた。

 「本当に苦しかったけど、ゴルフをやってて良かったです」。
 先にホールアウトしていた森田理香子を含む岡本門下生の仲間たちが見守るなか、最後は危なげないプレーでパーをセーブ。2005年に初優勝し、翌週の試合も優勝。それから8年…。表にとっては長い長い年月だったが、キャディーを務めるご主人と二人三脚、ついに思いが実った瞬間だった。

 一昨年に後輩の米山みどり、古閑美保が引退し、「ショックでした。2人は(引退の理由を)もう優勝争いを出来ないからと言っていたので、自分も出来ていないと思ったので」と現役を続けることに迷いもあった。しかし師匠である岡本綾子からの「私も57歳までやった。あなたもまだ老け込む年じゃない。45歳まではやりなさい」という激励に奮起。今では門下生のなかでも「私が一番元気なんじゃないかな!?」と欠かせない存在となった。

 「また2週連続優勝?頑張ります!」と最後は笑顔で締めくくった表。“チーム岡本”の大黒柱が今後もツアーを盛り上げる。


森田理香子 (2位:-8)
「今日はパットが良かったです。曲がるラインとかも入って、ずっと読めてたのであとはタッチだけだったんですけど、今日はぴったり合いました。精一杯自分の力を出せたのでよかったと思います。(同門の表選手が優勝)すごい嬉しいです。鳥肌立って最後までドキドキしてました。(チームの中では)表さんは岡本さんの次に年長の方で、私は一番下で良くしてもらってるので、言葉に出来ないですし、旦那さんも面倒見がいい人で、自分の子供みたいに良くしてもらってるので嬉しいです」。

笠りつ子 (3位:-7)
「今週は3日間のボギーが全部3パットだったので…やっぱりパッティングですね。でもバーディーもたくさん取れたので、入ったり入らなかったりでした。ショットは良くなっていているので、次につながるかな。また次に向けて徐々に上げていければ。またイチから頑張ります」。

大山志保 (4位:-6)
「今朝、バンカーの練習をしていたら、急に左のあばら骨が痛くなって、激痛が走りました。その後のパッティング練習でも痛みが出て、もうスタートの15分前だったから、テーピングしてなんとか出ました。痛いのを我慢しながらプレーしてたので、いつもの自分と違う姿が見られたのはケガの功名というか…。でもちょっと心配です。(このあと)病院で診断してもらって、来週様子を見ようかなと思います」。

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