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2013.8.16

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 1日目

相性くらべ

 長野県軽井沢町の軽井沢72ゴルフ北コースで行われた、2013年度LPGAツアー第21戦『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』の1日目は、6アンダーとスコアを伸ばした豊永志帆が首位に立った。1打差に、山本薫里、渡邉彩香、リエスド(韓国)、イジミン(韓国)の、4選手が続いている。(天候:晴れ、気温:30.1℃、風速:1.7m)

 コースとの相性の良さ。この日、同組で最後まで首位を争った豊永志帆と渡邉彩香の2人。この2人が口にしたのがこの言葉だった。


 まずは首位に立った豊永志帆。「試合前は、ショットが良いのに、パッティングが決まらず伸び悩んでいました。この会場に入ってからもパッティング練習ばかりして…」とグリーン上に不安を抱えていたが、「ジュニア時代からプレーしていて相性はすごく良いコースです」と言うとおり、出だしの10番ホールで8メートルのバーディーパットが決まる。「あれで良い流れになった」と続く11番でも2.5メートルを難なく沈め、連続バーディー。これで完全に流れを掴むと、今度は絶好調のショットが冴え渡る。13番は50センチ、5番では10センチにつけるスーパーショット。最終ホールでは、フォローの風が吹くなか、ラフからの難しいショットを1メートルに寄せ、バーディーで締めくくった。

 「今日はティーショットも曲がっていないし、ショットは好調。パッティングがもうちょっと決まってくれればとも思ったけど、それでも入ってくれました」と笑顔がこぼれた。「ただひたすら直線的な練習ばかりしていて、実践的では無かった」と方向重視の練習方法から距離・ラインを考慮した練習に切り替えたことも結果に現れた。「自分で流れを作ってチャンスをつかめば、明日も同じようにプレーできると思います」。過去の今大会は3回出場して26位タイが最高と、結果を出せていない彼女だが、今年の結果で、相性の良さを証明したい。


 一方、今大会初出場の渡邉彩香。初出場にもかかわらず相性の良さを強調する理由は、高校2年の頃にこのコースで行われたジュニア競技で優勝を飾っているから。この日は出だしの10番で豊永のバーディーに続く形で2.5メートルを決めてバーディー。その後は持ち前の飛距離を武器にチャンスを演出するが、なかなかバーディーが来ない。

 しかし2アンダーで迎えた後半の2番・パー5で珍事が起こる。3打目残り56ヤードを58度のウェッジで打ったショットはすでにグリーン上にあった同伴競技者のJ.J.ホンのボールに当たり、軌道が変化。渡邉のボールはカップに吸い込まれ、イーグルとなった。「最初はどっちのボールが入ったのかわからなくて。でもラッキーでしたね」とこれで一気に首位に立つと、4番では20ヤードのアプローチを決めてチップインバーディー。「普段はショットでピンに寄せてのバーディーなので、チップインが2回なんてツイていると思いました」とこれも相性の良さか。最終ホールとなった9番パー5では2打でグリーン近くまで運んだものの、アプローチミスからの3パットで痛恨のボギー。「67ですけど、気分はあまり良くないです」と悔やんだが、「相性が良いのでぜひ優勝を狙いたい」と前を向いた。

 明日は最終組で繰り広げられるこの2人の“相性比べ”。優勝という最高の結果で相性の良さを示すのはどちらだろうか。



山本薫里 (2位タイ:-5)
「今日はパッティングが良かったです。ショットも悪くはなかったけど、パッティングのフィーリングが良かった。危ない感じはなかったです。今週は(グリーンが)速いなと思って、ビビりながら打ってたのがちょうどよかった。しっかり打てたし、ライン(の読み)もキャディーさんと合っていい感じでした。(明日以降の意気込み)順位を気にせず、出来ることを精一杯やることですね」。

原江里菜 (10位タイ:-3)
「2、3番といい距離のバーディーパットを外してピリピリしてたけど、その後いい距離のバーディーが決まってくれたので、いい流れを作れたと思います。4、5番ホールで長いパットが決まってくれて、ほぐれました。緊張感は明日、明後日もあると思うけど、調子がいいので、モノにしたい気持ちもありますし、その緊張感がいい方向にいってくれれば」。

上原美希 (10位タイ:-3) ※12番ホールでホールインワン達成
「ホールインワンは試合では初めてです。入ったのは見えました。10ヤード手前に落ちてス~ッと入っていきました。試合でホールインワンは気持ちいいですね。まだあと2日あるので、もっと伸ばさないと上位にはいけないので、もっとスコアを伸ばせるようにこれから練習して頑張りたいと思います」。

東浩子 (21位タイ:-2) ※12番ホールでホールインワン達成
「ホールインワンはツアーでは2回目です(昨年の伊藤園レディス以来)。ラウンドとしては、そのホールインワンに助けられて2アンダーでよかったかなと思います。今週は家族みんな揃っていて、この試合は(昨年)プロデビューして初めて予選通過した、私にとってはすごく印象に残っている試合なので、そういう中でホールインワン出来たのは嬉しかったですね」。

吉田弓美子 (21位タイ:-2) ※ディフェンディングチャンピオン
「本当に緊張しました。ディフェンディングで迎えるのは初めての経験だし、昨日は早くからずっと寝ていたけど、朝起きてから“ディフェンディングなんだ”と思って緊張していました。今日は余裕がなくて、1ホール1ホールに集中することで精一杯だったけど、18番のセカンドだけは思い出しました。去年、(プレーオフで)人より多く打っているので。スコア自体は去年の初日よりもいいけど、緊張していて身体の動きが鈍かったので、明日はしっかり修正して頑張りたいと思います」。

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