1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 2日目

2014.3.15

ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 2日目

5年ぶりの復活優勝へ 宋ボベが単独首位浮上

 2014年度LPGAツアー第2戦『ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ』(賞金総額8,000万円、優勝賞金 1,440万円)第2日が、高知県香南市の土佐カントリークラブ(6,232Yards/Par72)で開催され、前日首位の宋ボベ(ソンボベ・韓国)が3バーディー・2ボギーで1つスコアを伸ばし、通算4アンダーで首位を守った。1打差の2位に藤本麻子、さらに1打差の3位タイには一ノ瀬優希、アンソンジュら5選手が続いている。(天候:晴れ、気温:10.4℃、風速:5.1メートル)



 ツアー3勝を誇りシード常連組だった宋ボベにとって、昨年はまさに試練のシーズンとなった。体調不良などから欠場を重ね、出場試合数は24試合。そのうち予選落ちは8回、棄権も3回を数え、賞金ランキングは65位止まり。6年保持していたシード権をついに失うこととなった。しかし心機一転で臨んだ昨年末のファイナルQTでは13位と結果を残し、ツアー出場権を獲得。QTランキング上位者として今季のツアーに挑んでいるが、本人いわく「心境の変化は無い」という。

 「自分の状況でやり方を変えるということはありません」と平常心でツアーに挑んでいるが、その心にさざ波を立てる2009年以来の復活優勝のチャンス。「あまり気にしていないようにしています。優勝は気持ちが強いからできることでもないので」と語るが、単独首位で出る最終日、5年遠ざかっている歓喜の瞬間は、やはり意識しないわけにはいかないだろう。「自分のプレーに集中して、自分のプレーに徹するだけです」。18ホール平常心を保ち、復活劇を演じきれるか。明日勝負の最終日。



 こちらは2011年以来3年ぶりとなる優勝を目指す藤本麻子。首位の座は宋ボベに譲ったが、1打差の好位置で最終日を迎える。昨年も初日単独首位発進を決め、最終日を3位タイで迎えた相性のいいコースだが「嫌いです(笑)。難しいので」と語るのは、昨年最終日に76と崩れた苦い記憶があるからか。「風は計算しやすくなってきました。今日のショットができれば、明日も面白い位置にいられると思う」とコース特有の風の読みとショットには自信を見せる。「相手を気にせず、コースとの戦いを意識したいです。コースに負けないようにしたい」。敵はコース。昨年のリベンジに挑む。


一ノ瀬優希 (3位タイ:-2)

「前半はなんだかビビっちゃって、きちんとショットが打てませんでした。逆に後半は、“とにかく思いっきり打とう!”と思ってスイングしました。去年初優勝した時は、最終日を3打差のトップで迎えたんですけど、今回とは違うかなと思います。当然挑み方も違うと思うんですけど、どの大会でも最終日はアンダーパーじゃなきゃ優勝できないと思います。今日の後半みたいに攻めていけばバーディーもとれると思います」。

酒井美紀 (3位タイ:-2)
「先週の開幕戦で予選落ちしたんですけど、自分的にはそんなに悪くなかったんです。ただ、うまくペースを掴めませんでした。昨日同じ組で回った一ノ瀬さんと北田さんはすごく良いペースでゴルフをしていて、一緒に回ったことが今日に繋がったと思います。昨日からパッティングが良かったんですけど、やっぱり落ち着いてプレーできたのが良かったですね。全体的に悪くないので、今日のように落ち着いて、焦らずガッつかず、強い気持ちを持って優勝したいと思います」。

葭葉ルミ (3位タイ:-2)
「(昨日いいスタートを切れて、今日のスタートは?)少し緊張していました。最初はパットが打ち切れていなくて、打っていかないと…と思ったら打てるようになっていきました。昨年の伊藤園で初日いいスタートを切れていたのですが、2日目叩いてしまって…。そのリベンジの気持ちで今日はプレーをしていました。伊藤園の時と比べると落ち着いてできました。(明日は)緊張はしても空回りはしないようにしていきたいです」。

森田遥 (8位タイ:-1) アマチュア
「(この大会、アマチュアで予選通過が初で、このスコアというのは?)素直に嬉しいですね。去年女子アマで優勝したあとは、スコアが出なかったのですが、考えるだけ無駄…と思うようにしました。また、オフもあったので、今年は気持ちを切り替えて、上位を目指してやっていきたいです。」。

福田真未 (11位タイ:イーブン)
「今日はショットが当たらず、バーディーチャンスにつけることが出来なかったですね。前半はとにかく耐えるだけのゴルフ。後半はショットもバラバラいなってしまってパットも20パット。これじゃスコアも崩れますよね。(スタート前は)身体も硬くなっていましたし、緊張していましたね。今日のゴルフをいい経験として、捉えていかなければと思っています。今日はミスが多かったことで、結果ばかりを追い求めていたことが悪循環になったようにも思えます。昨日までできていた、目の前の一打に集中する。そんなゴルフにしていきたいです」。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索