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2014.3.31

ヤマハレディースオープン葛城 開催!

 2014年度LPGAツアー第5戦『ヤマハレディースオープン葛城』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が4月3日(木)から6日(日)の4日間、静岡県袋井市の葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(6,540ヤード/パー72)で開催される。

 本大会の主な出場選手は、ディフェンディングチャンピオンの比嘉真美子、前週の大会で劇的なツアー初優勝を飾ったプロ3年目・20歳の渡邉彩香、また昨シーズンの賞金女王で、今シーズンもすでに1勝を挙げている森田理香子、同じく今季1勝のO.サタヤ(タイ)、一ノ瀬優希、昨年ランキング上位の吉田弓美子、テレサ・ルー(台湾)、アンソンジュ(韓国)、イボミ(韓国)など。31日(月)に行われる主催者推薦選考会(マンデートーナメント)の上位選手を加えた、総勢120名の選手が優勝を争う。



 桜前線が東上するこの季節。時として、強烈なプレッシャーが選手へ試練を与える。今大会は、今季初の4日間競技。「技術はもちろん、強くて賢い選手が勝つ」と、LPGA競技ディレクターの森岡まゆみは話す。昨年の大会、風速7.2メートルの強風が吹いて、最終日はツアー史上稀にみる大混戦となった。

 加えて、コースは「元々が難しい上、グリーンが難敵。風の計算などが少しでも違うと、ものすごいペナルティーを払うことになるでしょう」。見ている立場にすれば、各ホール、素晴らしいロケーションが広がっているが、「ティーショットの落とし場所が狭い。厳しいホールが続くため、おそらく選手は気が休まる時がないでしょう。グリーンも奥が高い。手前から攻めるという、基本中の基本も忘れるわけにはいきません」と、解説。特に16番がカギを握るそうだ。

 そんな過酷な72ホールへ挑む選手にプラスアルファの力をを引き出させるのは、ギャラリーの声援。「近くで大きな拍手をいただけば、それはもう、計りしれないパワーに変わります」。今大会、18番グリーンに設置されるギャラリー向けスタンドがワイドに変貌、加えてグリーンへより近くなり、ライブ感覚まで味わえるサービスを行う。

 一方で、コースへ来られないファンにも朗報が―。期間中、インターネットでの動画中継が行われ、テレビも決勝ラウンドの2日間は、スカイAとBS朝日で完全生放送される。「ティーグラウンドには、ギャラリーにも風の向きや強さがわかりやすいよう、吹き流しを設置しました」。ちょっとした気配りが、今大会の"おもてなし"。ゴルフファンには、たまらない4日間となりそうだ。

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