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2014.4.25

フジサンケイレディスクラシック 1日目

8年ぶりのタッグ 大山志保が首位発進

 2014年度LPGAツアー第8戦『フジサンケイレディスクラシック』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の第1日が、静岡県伊東市の川奈ホテルゴルフコース 富士コース(6,367ヤード/パー72)で開催され、5アンダーで大山志保が首位に立った。1打差の2位タイにアマチュアの永井花奈、穴井詩、ウェイユンジェ(台湾)、藤本麻子が続いている。(天候:晴れ、気温:18.6℃、風速:2.0メートル)


 「風が好き」。常々そう語る大山志保にとって、今日の川奈の風は物足りなかったかもしれない。時折名物の海風が強まるものの、比較的穏やかなコンディションとなった大会初日。8年ぶりの相棒に支えられ、軽やかに大山が首位発進を決めた。



 「2006年に優勝した時のハウスキャディさんです」。専属キャディを帯同することが多い大山だが、今週は、去年から約束していたというハウスキャディをパートナーに指名した。「風とかやっぱり詳しいですし、さすがだなと。今回改めてキャディさんのありがたみが分かったし、自分の悪いところも分かったので、良い一日になりました」。

 8年ぶりのタッグは力になるとともに、多くのことを大山に気づかせてくれたという。「明日からたくさんバーディーを取りたいと思うけど、欲を出すといけないので…」。強気で攻める大山スタイル、どこで出すかはコースを熟知している相棒に相談だ。



 藤本麻子にとって、この試合は「アマチュアの時に初めて出場した思い入れのある試合」だという。2006年、高校1年時に初めて出場したプロのトーナメント。結果は初日に82を叩き、あえなく予選落ちとホロ苦いデビューとなった。しかしその悔しさをバネにしたか、その翌年から3年連続でロゥアマに輝き、プロ入り後もベスト5入り2回、予選落ち無し。思い入れのある試合は同時に「相性が良い」試合ともなっている。2011年の初優勝から遠ざかっている“優勝”の2文字に触れられると、「大会を盛り上げる一人として頑張っていきたいと思います」と控えめに語ったが、「思い入れのある相性の良い試合」主役の座に躍り出たいに違いない。


穴井詩 (2位タイ:-4)
「この大会に最初に出た時はただただ緊張していたし、昨年は訳も分からず暴走してしまいました。調子に乗りやすい性格なので、今回は静かにプレーしたいです。ここは初日良くても最終日に落ちるパターンなので、今年は逆に段々と伸ばせるように頑張ります」。

永井花奈 (2位タイ:-4)
「ゴルフの内容が今日は良かったので、疲れも気にならず回れました。後半はショットも良くなりチャンスについたので、悪いことを考えないでやりました。目標は3日間アンダーだけど、縮こまっちゃうゴルフはしたくないので、状況を見て攻めていくゴルフができれば良いなと思っています」。

園田絵里子 (6位タイ:-3)
「前半はバーディーが何回か来たけど、後半は風が吹き出して、グリーンを外したりしたので拾ったパーが多かった。でも、最後の18番でバーディーが来てよかったです。先週、森田選手のキャディをして、すごい勉強になりました。コースマネジメントとか自分の知らない部分を教えてもらったので、それを生かそうと思いました。明日、明後日で順位が下に行かないようにキープしたいと思います」。

渡邊彩香 (56位タイ:+2)
「今日はちょっともったいなかったですね。ショットはそんなに良いわけではないんですが、コースの雰囲気は嫌じゃないので…。明日、伸ばすことができるのかなと思うので、しっかりこの後修正して、明日不安が無いようにしたいと思います」。

横峯さくら (56位タイ:+2)
「ショットの状態は悪くなかったけど、噛み合わなかったという感じです。後半は風が強くなったので難しかったです。風の読みもそうだけど、ショットに自信持って打てていないので、逃げてしまってピンに打ててないものもあります。ただ、今日左に行くショットはなかったので、今取り組んでいることを明日もしっかりやっていければ良いかなと思います」。

佐伯美貴 (79位タイ:+3)
「今日は難しかったです。最初のホールからつまらないボギーを打ってしまって、テンションを上げられなかった。後半は風が出てきて…。明日はスタートが早いと思うので、イーブンパーに戻す気持ちでやります」。

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