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2014.6.11

サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 開催!

ジンクスへ挑戦する森田理香子のプロフェッショナル魂
サントリーレディスオープンゴルフトーナメント、いよいよ開幕!

 2014年度LPGAツアー第15戦『サントリーレディスオープンゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)は12日(木)、兵庫県神戸市の六甲国際ゴルフ倶楽部(6,511ヤード/パー72)で開幕する。前日の11日はアマプロチャリティートーナメントが行われた。

 プロフェッショナルとは、いったい-。昨シーズンの賞金女王に輝いた森田理香子の姿を見ていると、その答えを示しているように思う。プロゴルフツアーには、スポンサーが必要不可欠。ファンの期待に応えることはもちろんだが、さまざまなサポートを行うスポンサーの期待に応えることもプロの重要な仕事のひとつ。昨年、森田は、ホステスプロである今大会を、大会史上に残る逆転劇で飾った。この1勝がタイトルを獲得する上で、大きなターニングポイントとなったことは間違いない。それ以前、「4日間大会で勝ちたい」と繰り返していたからだ。

 さて、今回。森田はジンクスへ挑戦する。今大会は、連覇を達成した選手がいない。これもプロフェッショナル意欲をかき立てる重要なファクターとなっている。ところが、困難に直面。先週のヨネックスレディスのプロアマ戦前日、宿舎のドアで右手薬指をはさむアクシデントに見舞われてしまった。「じん帯がのびてしまいました」。全治5日間の診断。大事をとって欠場したが、今週の出場へも黄信号が点灯したという。「痛みがほとんどなくなった。間に合いました。お世話になっているスポンサーさんの大会ですからね。間に合ったのは、奇跡かもしれない」。10日にケガをしてから、初めてクラブを握り、10球を打ってみた。この日のアマプロ戦で最終チェックを行い、「クラブをしっかりと握ることができました」と笑顔をみせている。「まずは、出られるだけでうれしい。後はいつものように試合では、できるだけ上位を狙っていきます」。試練に直面することは、勝負の世界で避けられないこと。困難な状況でどんなパフォーマンスを披露するのか。新女王の真価が問われる。

 今シーズンのトレンドを表すかのように、今大会には16人のアマチュアが出場する。トーナメント創設時から次世代の選手を育成する目的で、国内はもとより、アジア、オセアニア地区の有望なアマチュアへ門戸を開放。今回は注目トップアマのオールスターとも言いかえることもできそうだ。

 アマチュア選手としてLPGA競技史上2人目となる4試合連続のトップ10入りを狙う堀琴音は、「いつもと変わりません」と淡々と話した。記録がかかる今大会に関して、「中学の頃から、このコースはたくさんラウンドをしています。トップ10に関しては意識をしていませんけど、まずは予選通過。あすからは、目の前の1打を大切します。とにかく、冷静にプレーしたい」。プロテスト前、最後のトーナメントとなるだけに、きっちりと結果を残したいところだ。

 対照的に闘志を燃やしているのが、柏原明日架。「調子はいいです。アイアンの精度を高めていきたい」と前置きして、「今年は粘り強いプレーを心掛けている。私は誰にも負けたくない。アマチュアはもちろん。プロに負けても悔しい。でも、優勝したいという気持ちが前面に出ると、自分にプレッシャーをかけることにつながる。そのあたりもコントロールします」。プロ顔負けのコメントは実に頼もしい。


大会最終日の6月15日(日)に、ゴルフ未経験・初心者の小中学生を対象とした『LPGAジュニアゴルフレッスン会』を実施いたします。当日会場にて先着順で参加者の募集を行いますので、ぜひお気軽にご参加ください。

サントリーレディスオープン ジュニアゴルフレッスン会

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