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2020.6.11

鈴木愛 ニュースタイル、ニュースイングを宣言

 宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメントが、新型コロナウイルス感染症のため開催中止。11日、前年優勝の鈴木愛がリモート会見を行った。

 冒頭で鈴木が世界中で奮闘する医療関係者へ、「私の知り合いにも、お医者さんや医療従事者がたくさんいます。もちろん、コロナウイルスと戦っている人もいる。とにかく、人命を救うため、休みがないそうです。そんな方々がいらっしゃらなかったら、もっともっと患者が増えていたと思う。皆さん、ありがとうございます」と、感謝のメッセージを送る。

 今大会の主催、サントリーからは、賞金の一部から医療従事者用の感染防護具、フェイスシールド、アイソレーションガウン(各10万着)の購入費用、約7,000万円相当を寄付することが発表されている。「本当に素晴らしいことだと思います」といい、「私も試合では皆さんへの感謝の気持ちを込めてベストのプレーを心がける」と誓っていた。

 プレー以外、目立つのはイヤ、という信念で一般へは知られていないが、鈴木自身、社会貢献には熱心だ。毎年、さまざまな団体や、最近ではこども食堂などへチャリティーを続けている。

 順調なら、東京オリンピック代表争いで渦中の選手となっていた。ところが、新型コロナウイルス感染症による、試合中止が相次ぎ、3カ月間の空白が生じる。「自粛期間、ラウンドはほとんどしていない。ゴルフを始めてから、こんなにコースへ行かなかったことはありません。でも、フィジカルのトレーニングは休まず続けてきた。ただし、これまでの経験で休める時は、しっかり休むということが、経験から学んだ私のスタイルです。21年まで続く長いシーズン。試合がスタートすれば、苦しいことばかりが多いから」と話した。

 そうはいっても、時は金なりである。「ゴルフをできない以外、プライベートは充実していた。興味があった、アスリートフードマイスターの資格をとるための勉強。ベランダでレタスや、ねぎなど野菜も栽培している。それから、ダンスも少し…。いろいろなことに挑戦しました」と言葉が弾む。

 一方、シーズン開幕へ向け、スイング改造中であることを明かした。「これほど、大きな改造はなかったです。私は、スイングでちょっと右へ動くクセがある。去年までアドレスや、グリップ、ボールの位置、クラブフェースの向きで微調整していたけど、より精度を高める意味ですべてを見直した。3月までは順調でした。でも、果たして試合でどうなるか。距離感などはやはり、試合で養うものです。これから、精神や体など、すべてが大きく変わる1年と、とらえている。とにかくスイングの完成度を高めていきます」と宣言する。

 ちなみに、昨年の今大会は、「ショット、パッティングが安定してすごく楽しい4日間でした」とほほ笑んだ。そして、「やはり、健康が何よりも大切です。開幕戦は無観客で、ちょっと悲しい。いろいろな方がコースにいないのは仕方がないけど、さびしいです」。女王の風格をたたえながらの30分間は、リモートとはいえ盛況だった。


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