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2021.4.3

比嘉真美子 4連続で一気にV争い

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ヤマハレディースオープン葛城 葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)第3日

 8年間の時が流れた。比嘉真美子がしみじみと語っている。「ツアーの中でも事の他、戦略性が高い。葛城でいいスコアをマークできれば、本当に自信になる」。ムービングデーは6バーディー、1ボギーの67。13位タイから3位タイへ、一気に浮上した。

 光るのはやはり、5番からの4連続バーディーだろう。5、6番ではショットがさえ、それぞれ2メートル。7番は左手前5メートルを決めている。8番、残り139ヤードの第2打は9Iを選択。ピン左上3メートルを落ち着いて、カップインさせている。

 「1番で難しいスライスラインのパーセーブができた。2番、3番もひたすら我慢。ごく普通にプレーをしていたらチャンスがきて、バーディーが続いた。そんな感じです」。淡々と振り返っている。

 2013年、19歳で出場した今大会でJLPGAツアー初優勝を飾った。飛距離に加え、ショートゲーム、パッティングも巧み。12位タイから最終日、首位へ立ち、大江香織とのプレーオフを制した。

 「きょうは、体の力を抜いてリラックスすることも大切でした。葛城はショットがいいだけではスコアが出ません。アプローチも、パッティングまでの総合力がスコアになる。だから、いつもチャレンジャーの気持ちでいます」という。最終日、2打差を追いかける。大会2勝目へ向け、「1番から18番まで、とにかく息が抜けない。何が起こるかわからないコース。もし優勝ができたなら、心技体のレベルアップが確認できる。それが楽しみです」と自然体だ。

 ちなみに、最終日は雨予報。「今年は、ダイキンオーキッドから最終日はいつも雨。慣れてきた。どんな状況でもベストをつくすだけです」と、落ち着き払っていたことが好調の証明だろう。

(メディア管理部・中山 亜子)

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