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2021.6.9

変化のシーズン 鈴木愛、これからが勝負

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 JLPGAツアー2020-21シーズン第29戦『宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント』(賞金総額1億5,000万円、優勝賞金2,700万円)が10日、兵庫県神戸市・六甲国際ゴルフ倶楽部(6,517 Yards/Par 72)で開幕する。9日は指定練習日。公式会見が行われた。

 27歳を迎え、1カ月が過ぎた。鈴木愛は2週連続でディフェンディングチャンピオンとして臨む、特別な意味合いがある。調子はジワリと上昇。これまでなら、全身から「優勝する」というオーラを放っているのだが、オヤッと思うほどに静かなたたずまい。これは、いったい-。

 「ちょっとずつですけど、調子は上がっています。毎日、ひとつでもふたつでも、アンダーパーでプレーして4日間、戦いたい。最近、ミドルパットでラインがしっかり読めていない気がする。今回はそのことも頭に入れて臨みたいです」。さらりと話しただけにとどめた。

 予期せぬコロナ禍で昨年から、持ち前の爆発力がくすぶり続けている。異例の統合シーズン、いまだに未勝利が不思議でならない。「年齢的なものか、体質が少しずつ変化しているのかもしれません。少し前まで、睡眠をとれば疲労が残らなかったけど、今はほぼ毎日、マッサージを欠かせない。先輩方から、このぐらいの年齢になると、思うように体が動かなくなる、といわれていたけど、そんな時が来たのかもしれない。ただ、これを乗り越えれば、もっと強くなると思う。焦らずにじっくり行くスタイルへ変更しました」と説明した。

 当然のように、思考へも大きな変化が。「ピンだけを狙って、イケイケドンドンのバーディーとはいかない。プレー中も、先のことを考え、ミスで流れを悪くしないことを心がけるようになった。この違いでしょうか。1日6アンダー以上はなかなか…。果たして、どちらがいいのかわかりませんでも、ひとつだけいえることは攻めるだけではうまくはいきません」という。ただし、客観的に戦況をみつめることが可能になった。「まわりがみえる。これは、悪くはないでしょう」とも。

 そして、食の話題に移る。「サラダが苦手。野菜は嫌いではないけど、ナマ野菜があまり好きではない。なるべく頑張って食べるようにしているけど」と、はずかしそうに告白した。自宅では自炊を行っているものの、試合へ遠征するとそうはいかない事情がある。「料理は大好き。でも、後かたづけが嫌いだから、食洗器が欲しい。試合で頑張ったら買えますね」と自身へエールをおくった。

 さらに、笹生優花の全米女子オープンについて、「勇気と希望を与えてくれた。渋野さんが一昨年、全英女子オープンで優勝して、松山さんのマスターズ、笹生さんと続いた。日本のツアーで戦う選手へ、練習をもっと頑張ろうと思う人が増えるでしょう。ゴルフ界へすごくいい影響を与えてくれました」とお祝いの言葉を。また、「これだけ日本人選手が活躍しているのだから、コロナが終息して私も、もしかしたら-という自信がわいてきた。ありがとう」。サラダガールにはなれなくても、メジャーチャンピオンになりたい。

 リ・スタートはシーズン初優勝から始まる。

(メディア管理部・中山 亜子)

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