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2021.6.13

4センチの無念 稲見萌寧1差の2位T

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)最終日

 勝負に絶対はなかった。独走態勢を構築していた、稲見萌寧は1打差及ばず2位タイ。「ショットが荒れていた。ティーショット、アイアンショット…。チャンスがつくれない」という、ジレンマに苦しんだ。ホールアウト後、涙が頬を伝う。「単独トップでスタートして負けたことがなかった。初めてミスで負けた。そこが悔しい」と、絞りだすように話した。

 とはいえ、勝利の執念を最後まで燃やし続ける。18番のバーディートライ。決めれば、プレーオフの可能性があった。「もちろん、バーディーをとるつもり。ただ、思ったよりも左へ切れていかない。難しいラインではない。途中まで入ったと手応えがあったけど、最後の最後で切れてしまった」と振り返る。8メートルの挑戦は、惜しくもボールひとつ分、カップ右へ。4センチの誤差だった。

 それ以上に悔やんだのは、残り161ヤードだった9番の第2打。「ミスだったのかよくわからない。魔球が出た。ライがそれほど影響したと思いたくないけど、感覚がうまくはまらない」と首をかしげた。右手前のバンカーへつかまり、このホールで今大会初のボギーを叩く。4日間大会初のボギーなしVの挑戦は、ここで途切れた。

 今年3月、シーズンが再開してから15試合中、5勝をあげる大活躍を展開。最終日を首位で迎えた試合は、3戦3勝と絶対-の自信があった。それだけに無念。しかし、長いシーズンはまだまだ続く。「しっかり調整します。全部、優勝争いができるように」。流した涙の数だけ、きっと強くなる。途中で負けてもそれは一時的なもの。次に盛り返せばいい。なぜなら、世界一になるというブレない信念があるからだ。

(メディア管理部・中山 亜子)

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